平塚第2合同庁舎工事現場の戦争中の毒物問題/農業集落排水事業


小林


平塚第2合同庁舎工事現場の戦争中の毒物問題


 平塚市に情報公開請求した資料に、平成15年6月17日、防御服に身を包み割れた瓶を持っている人や掘削作業中の瓶が割れた状態の写真があった。この写真から、土が汚染されていることが分かる。また防御服を来た板塀の外を、普段着の市民が行き来していたことになる。もしサリンだったら、確実に市民は被害を受けていた。恐ろしいことだ。国交省は、汚染土壌の安全を確かめ埋め戻したと言うが疑問である。
 最近の平塚市のHPには、戦争中の毒物のページがなくなった。平塚市は環境省の昭和48年「旧軍毒ガス等の全国調査」フォローアップ調査報告書において、毒ガス弾等の存在に関する情報の確実性が高いAに分類され未然防止の観点からの取り組みが求められている。平塚市は、国交省や環境省のHPにリンクを張り、こうした問題を市民に知らせるべきである。



  説明なし!平塚市と神奈川県下水道担当者  理解不可能!農業集落排水事業


 前号でも手続きの問題を指摘したが、もっとひどい状況が起きた。市民が知ることなく約50億円の農業集落排水事業が始まっていた。平塚市下水道課の説明では、3月議会で予算が通った5000万円は調査のためとのことだったが、県の情報公開請求資料に、「平成16年4月9日関東農政局長から神奈川県知事に農業集落排水循環統合補助事業実施地区として採択した。土屋1期地区 総事業費1,224,000千円」の通知書があった。この間の経緯について再三説明を求めていたが全くなかった。  

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