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このページはアルテアインクのリモコン「ARS-3000」を活用するために制作されました。
ARS-3000の特徴
ARS-3000はいわゆる「学習リモコン」です。たくさんあるリモコンをまとめたい、いつも繰り返す動作を簡単にしたい、そんなあなたにぴったりのリモコンです。
- 長所
- 多数の機器を操作することが可能
- 暗がりでもバックライト(きれいな青)があるので視認性は抜群
※バックライトと本体色は別色あり
- 振動センサー内蔵で使用しないときには省エネできる
- マクロを組むことができる
- 同一画面上に複数の機器を学習させることができる
- 短所
- タッチパネル式なので触感に頼った操作ができない
- 単純な操作だけできればいい人にはちょっとお高い
- プリセットは事実上使えない。こつこつ学習が必要
液晶を全表示させたところ

表示をカスタマイズすることができますが、どのキーに何を表示させることができるのかがよくわかりません。これを参照しながらどのような表示にするか、どのように機能を割り付けるかを設計すると便利です。(画像は多少縮小して表示しています)
※アルテアインクより画像の掲載許可を頂きました。ここに謝意を表します。
活用のポイント
- カスタマイズが命
ARS-3000の一番の特徴はその自由度です。各キーに何を表示させるか、どのような操作を割り当てるかの自由度が格段に高いのです。
たとえば、POWERキーの左下のキーを見てください。
ここに表示させる内容は
から選択することができます。
デジタルBS放送用として使うなら「NHKh」を、AVアンプ用として使うなら「DIGITAL SURROUND」を、地上波テレビの選局やテンキーとして使うなら「3」を表示させるわけです。もちろん、どれも表示させないことや、キーそのものを表示させないことも可能です。
また、表示内容と操作内容は一致する必要はありませんから、「2」を押すとNHK教育テレビが選局されるようにすることもできます。学習のさせ方次第です。
うちはWOWOW見られねえんだよ!という場合は表示そのものを無くしてしまえばすっきりです。表示させておいても契約しなければ見ることもできませんから。ちなみに我が家は「BSスター」を消しています。そんなにいくつも加入する金もなければ視聴時間もないもんで。
- 一つの機器を2画面で操作
リモコンの下の方には「BS」「CS」「TV」など8つの機器の操作切り替えのためのキーがあります。それぞれの機器には2ページの表示が可能であり、同じ機器を続けて選択するとページが切り替わるようになっています。
スカパー!チューナーやBS・地上デジタルチューナーを操作する場合、単純な選局は「PAGE1」で、カーソルキーによる操作や複雑な操作を「PAGE2」に登録しておけば、日常の操作から特殊な操作までを広くカバーすることができます。
これ以外にも、「PAGE1」と「PAGE2」で2台のビデオを操作したり、「DVD」と「HDR」の4ページをフル活用してハイブリッドレコーダの複雑な操作をカバーする、といったことも可能です。(マクロ機能を使えば複数の動作を一つのキーに割り付けることもできます)
- エアコンや照明器具は無理だよね?
リモコンで操作するものはテレビやビデオやDVDだけではありません。部屋の照明だってリモコンでコントロールできるものがありますし、エアコンはリモコンが付いていないものを探す方が難しいくらい。でも、ARS-3000には照明器具のオンオフのボタンもなければ、省エネ28度で部屋の右側を中心に冷房なんてボタンもありません。
でも、心配は要りません。
表示こそぴったりにカスタマイズすることはできませんが、学習することは可能です。よく使用する設定をいくつか学習させればそれなりに使うことができます。マクロ機能を使って、部屋の照明を間接照明モードでオンにして空調はドライモード風向おまかせで3時間だけ稼働、なんてボタンを作っておけば表示なんか気になりません。
エアコンは大概、温度風向運転モードなどすべての信号を一括して一つの信号として送っているようです。よく使う状態にして学習、オフにする信号も学習、2つ学習しておけば最低限の仕事ができてしまいます。暖房・冷房・ドライ・電源オフと4つも学習させれば十分、と思いませんか?「AUX」あたりに早速学習させてみましょう。
※エアコンの信号は学習できない場合があり、メーカーではサポート対象外としています。もちろん、学習できた場合は問題なく使用できるのですが。
改善要望
- ブラインドタッチもしたい
綺麗なバックライトで暗い部屋でも操作できるのは良いのですが、手探りで操作したい場面もあったりします。
オーバーレイシートなどの形で、どこにキーがあるのかがわかるようになればいいのですが。
視覚に障害がある人には勧められません。
- プリセット表は実はムダ?
購入すると巨大なコード表(しかも両面印刷)がついてきます。各メーカー各機器ごとに複数のコードが割り振ってあるので期待してしまうわけですが、我が家ではほぼ無用の長物と化してしまいました。どのコードを入力しても操作できない、できたとしてもごく一部の機能のみ、で実用にはなりませんでした。
学習機能が強力なのでリモコンから学習させれば良いだけのことですが、買ってすぐに使いたいとか、リモコンを紛失してその代替、という使用法は厳しいですね。
「(例)東芝のVARDIAならこのように学習させれば便利に使えます」といった情報シートでも添付したほうが実用的になるかと思います。。
新しい機械を導入しても、リモコンだけはそのまま使える、と考えればいいのかもしれません。よほど大量のAV機器でも抱えていないかぎり、容量制限に引っかかることはまずないと思われます。
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