続いてアセトくんとアイシャはスカーブ山にやってきた。
ここにくるのは山の主タイニィフェザー(ちっちゃな羽という意味)に会うことと、彼の羽を取りに行くことだった。
この羽は5000金で売れるのだ。
首尾よく羽を見つけると、アセトくんはタイニィフェザーに面会を求めた。
もちろん『四天王一時消し』を使ってアイテムを手に入れてから交渉に臨む。
アディリスとのいきさつを聞いたタイニィフェザーは、早速二人にトマエ火山にいるフレイムタイラントから『火神防御輪』を借りてきてくれと依頼してきた。
というわけで二人はトマエ火山に向かった。
実はここには近道があって、敵(ケルベロス)と戦うことで最短でフレイムタイラントに会える。
ケルベロスは炎を取り入れたトリプルアタックが恐ろしいが、アクアマリンを装備していれば防ぐ事ができる。
もちろん、ケルベロスを倒しフレイムタイラントに面会を求めた。
フレイムタイラントは人間が来たことに驚いているようだった。
まず『四天王一時消し』をやって後ろの宝箱をとり、再度フレイムタイラントと話すと、彼は凍気を発する武器等が苦手だという話をしてくれた。
その後、二人にアイスソードという武器を持ってきてくれと依頼した。
快く承諾する二人。
そういえば、アイスソードはアルツールに売っていたよな、と思い出したアセトくんは、急遽アルツールに向かった。
ところが。
「念願の、アイスソードを手にいれたぞ!」
と言いながら、目の前に茶髪の男が歩いているではないか。
この男は主人公キャラの一人、グレイの友人ガラハドだ。(元ネタはアーサー王伝説?)
実は、彼を仲間にしてアイスソードを手に入れても、仲間から外す事はできない。
つまり、彼を殺して剣を手に入れるか、アイシャを外してガラハドと二人クリアするかしかない。
しかし、今のアセトくん一人では弱いガラハドを仲間にしてやっていけない。
アイシャと二人クリアにこだわってある場所でガラハドの命を捧げることで仲間から外す事はできるが、それでは本当の悪人になってしまう。
というわけもあるが、救済措置があることを知っているので、殺してでも奪い取ることにした。
(グレイが主人公だと奪い取れないらしい)
本当は殺したくないんだけど、オールドキャッスルに行かない限り、お金を払ってアイスソードを手に入れるのはほぼ不可能だからなぁ。(本当)
どうせリメイクするなら、殺さなくてもいいようにしてくれればいいのに、と思うプレイヤーだった。
心ならずもガラハドを殺害してしまった二人の良心が傷むのか、曲がレクイエムに変わった。
さて、心が痛むものの、二人はフレイムタイラントの所へ戻った。
フレイムタイラントはねぎらいの言葉をかけてくれ、『火神防御輪』と、彼を三回まで召還できるアイテム『火のゆらめき』をくれた。
しかし、ガラハドを殺してしまった事で二人の心はすっかり荒んでしまっていた。
やけっぱちになった二人はいけにえの娘の事をすっかり忘れ、二つの火神防御輪をそれぞれ頭に装備したままあてどもなく歩き始めた・・