| チサト | 
      
「あら!? レナじゃないの どうしたのよ こんなトコロに」 | 
    
| レナ | 
	「チサトさんこそ こんなトコロで いったい何を していたんですか?」  | 
    
| チサト | 
	「ちょっとね 色々と かんがえごとを していたのよ」  | 
    
| レナ | 「かんがえごと… … ですか?」 | 
| チサト | 
	「ねぇ… … レナ はるか昔 一世代前の 星々の時代から 生きていた 私たち ネーデ人といい 今の時代を生きている みんなといい どうして こうなのかしらね 私たちは いつになったら あらそいごと 以外の方法で ものごとを カイケツできるように なるのかしら?」  | 
    
| レナ | 
      
	「今はまだ ムリかも しれませんけど そうとおくない 未来には きっと… … 少なくとも 私は そう 信じています」  | 
    
| チサト | 
      
	「そうね… … いつか きっと そんな日が来るわよね 信じることをやめないかぎり キボウは あるんだから ありがとう レナ あなたなら きっと そう言ってくれると 信じてた なやんでいても しかたないわよね まずは 私たちに できることを しっかりと やらないと この星に すんでいる 人たちのためにも そして もちろん… … 自分のためにもね」  | 
    
| チサト | 
      
	「たしかに そうかも しれないわね 全宇宙にいる たくさんの人が みんな それぞれ 自分でかんがえ 生きている以上 ココロのすれちがいは なくならないでしょうね でもね… … あなたには わらわれるかも しれないけど それでも 私は 信じてみたいのよ 私たちのココロがもつ カノウセイってものをね」  | 
    
| チサト | 
      
	「今 思えば 2年前の あのボウケンが 私の センジョウレポーターとしての はじまりだったのよね」  |