| ラドル | 
       「そうだったんだ どうも ありがとう それじゃあ ボクは いそいでいるから もう 行くね また いつか 会えると いいね」  | 
    
| ラドル | 
      「あれ!? キミたちは このまえの… … おかしいなぁ… … キミたちに 聞いた とおり あれから まっすぐ 北へ すすんできた つもり だったんだけどなぁ? ハハハ… … はずかしい 話だね たびたびで わるいんだけどさ ここからだと アバの町は いったい どっちの ほうがくに なるのか おしえて もらえないかな?」  | 
    
| ラドル | 
      「そうだったんだ どうも ありがとう それじゃあ ボクは いそいでいるから もう 行くね」  | 
    
| ラドル | 
      「ははは… … また 会ったね キミたちに おそわったとおり あれから ずっと西に すすんで来たんだけどな たびたびで わるいんだけど もう 一回だけ おしえてくれないかな? ここからだと アバの町は どっちの ほうがくに なるのかな?」  | 
    
| ラドル | 
      「そうだったんだ すでに 行きすぎてたなんて ドジだなぁ ボクは どうも ありがとう それじゃあ ボクは いそいでいるから もう 行くね」  | 
    
| ラドル | 
      「こんにちは また 会ったね キミたちに おしえてもらったとおり あれから 南に すすんでいったつもり… … だったんだけどさ どういうワケだか アバじゃなくて このバニスの町に たどりついちゃったんだよ」  | 
    
| ラドル | 
      「まあ でも 今となっては それでも よかったかな… … と思っては いるんだけどね」  | 
    
| ラドル | 
      「実はね ボクは 当分の間 この バニスの町で くらしてみようと 思っているんだ この町は 本当に いい町だよ 人々は かっきに みちあふれていて それでいて やさしく あたたかくて… …」  | 
    
| 赤い服の女性 | 「あら ラドル」 | 
| ラドル | 
      「や やあ アイリーン ひさしぶりだね」 | 
    
| アイリーン | 
      「なに 言ってるのよ 私たち けさ会った ばっかりじゃないの いったい どうしたのよ?」  | 
    
| ラドル | 
      「あ… … かんがえてみれば そうだったね すっかり わすれてたよ」 | 
    
| アイリーン | 
      「フフッ あなたって 本当に おもしろい人ね」
「ところで… … この方々は どなたなのかしら? ラドルの おともだち?」  | 
    
| ラドル | 
      「おともだちというか 何と言うか… … 言うなれば ボクと アイリーンを めぐりあわせてくれた ウンメイの人と言うコトに なるのかな?」  | 
    
| アイリーン | 
      「ふ〜ん そうなの? よくは わからないけど」
「あ〜っ! そうだ ラドル おともだちが いらしているなら あなたの分の ゴハンは 作っておかない方が いいのかしら? あたし てっきり いつもみたいに あなたが たべに 来てくれるのかと思って もう ざいりょうを かっちゃったんだけど… …」  | 
    
| ラドル | 
      「大丈夫だよ このボクが きみの てりょうりを ムダになんか するワケ ないだろ おひるになったら おじゃまさせてもらうよ」  | 
    
| アイリーン | 
      「そう… … よかった それじゃあ まってるわね」 | 
| ラドル | 
      「いつも すまないね アイリーン」 | 
| アイリーン | 
      「今さら 何を改まってるのよ 私は 別に かまわないわよ ゴハンだって 1人で たべるよりも 2人で いっしょに たべた方が ずっと おいしいでしょ」  | 
    
| ラドル | 
      「そうだね 本当に… …」 | 
| アイリーン | 
      「じゃあ 後で 私のウチに来てよね」 | 
| ラドル | 
      「まあ そんなワケで キミたちには 本当に カンシャしているんだよ 大したものじゃないけど これは ほんのおれいだよ 受けとって もらえるかな?」  | 
    
| ラドル | 
      「それじゃあ ボクは 行くところが あるから これで… …」  |