home>2000年のロンドン


4人家族の2000年のロンドン
Millennium London

 2000年春。子供の春休みに合わせ、最小限休める範囲の4泊6日で慌ただしくミレニアムのロンドンに行って来ました。ミレニアムのロンドンは少々活気が感じられましたが、当然ながら気候は相変わらず。晴れのち雨時々雷のち晴れという猫の目天気は全くたいしたものです。

 ミレニアムと言いながら、例のテームズの観覧車も乗らず(高いし)、ミレニアムドームはライトレールから眺めただけ、テートモダンはまだ開業していなかったし、と、結局はミレニアムとはあまり関係がなかったのですが、慌ただしくもあちこち行くことが出来ました。

改装なったロイヤルオペラハウス

ロンドンのおもしろさ
 
 私にとって世界中の都市の中で、東京に一倍近い感覚でいられる所はロンドンです。縦横無尽に走る地下鉄網、発達した郊外電車、それらの中には中央線(セントラルライン)や山手線(サークルライン)なんてのもある。駅前にはちゃんと駅前商店街があり、スーパー、レストラン、クリーニング店、床屋、ドラッグストア(一時期日本に進出して撤退してしまったブーツです)などが軒を並べる。最近は24時間のコンビニタイプも増えてきた・・。こういう所は世界中でもあまりありません。交通にストレスを感じることなく旅が出来るというのはやはりたいしたものなのです。(でも切符買うのにたっぷり列を作っているのは相変わらずです。)

 そんなロンドンでのショートトリップからいくつかご紹介します。

1 宿はやはりアパートメントホテルでした(ロンドンホテル2000)

2 子供たちのお楽しみも(子供達)

3 街は少しずつ変わっていく

4 いつ来ても食べ物は何でこうなんだろう(食事)

 なお、航空機はJALでした。マイレージも貯まってきたこともあり、一人分は何とかマイレージで行くことが出来ました。
 ロンドン便は例のゲーム付きの機材を使っており、映画は流しっぱなし。ゲームもいくつもあるため、寝るタイミングが難しいという、逆に良くないパターンに陥りそうです。

JALの機内では「007ワールドイズノットイナフ」をずーっとやっていたのですが、ロンドンに着いてテートギャラリーに行く途中に見たビル。これこそが英国外務省秘密情報部(MI6)の建物そのものなのです。外部からの狙撃を受け、あの窓から(壁だったかな)高速モーターボートが飛び出し、テームズ河を疾走していくのだ。

なんて言っていたら、本当に外部からミサイルを撃ち込まれてしまうという事件が起きてしまいました。(2000年9月20日)
事実はフィクションを超える!!

サウスケンジントンにあるコンランショップ。
オリジナルの建築は1905年だから、100年近くになるアールデコスタイルのミシュランビルです。それをを見事に転用し最先端のショップにしてしまいました。
一方、黒いタクシーも健在です。