双六で振り返るＮＨＫ大河ドラマ『平清盛』

回	放映日	題名	競技者
41	2012年10月21日	「賽の目の行方」	清盛 対 盛国、後白河天皇 対 乙前

賽の目と題名にある通り、双六が重要な役割を演じた。清盛と家人の平盛国（上川隆也）、後白河法皇と乙前（松田聖子）がほぼ同時刻に双六をしており、それが交互に現れる。清盛と後白河法皇の心理戦を、互いに仮想の相手として打っているように見せるのである。盤面はほとんど同じように作ってあり同じように進行するのだが、切れ切れに写っているし盤面はほとんど写らないので、まず視聴者にはわからない。作るのにかなり苦労したのだが表には出ない。 裏方の仕事はそんなものである。