なんと、同居人が入院するという騒ぎがおきました(もう退院しましたが)。入院期間中、ママはデジカメ IXY DIGITALをバッグに忍ばせ、病室の同居人を撮影しては持ち帰り、子供達に元気な?姿を見せていました。また、家での子供達の様子も撮影して同居人に見せたり、メールで送っていました。同居人にはママの初代Windowsパソコンであるサテライトを渡しておいたのでした。 あとでこのことを友人に話したら、パソコンなんか渡したら仕事しちゃうからダメだよと怒られた(^_^)
でも、突然の入院だったので仕事関係の連絡にメールが必要だったためです。病室内から直接メールのやり取りはできませんが、ロビーにでるとISDN公衆電話があるので、そこからアクセスです。仕事はもちろんのこと、ママとの連絡でも役に立ちました。病院へはこちらからは直接電話できないけど、メールを送れば返事や電話をもらえます。でも、それも比較的元気な場合だけですけどね。
面会中に病室からみえる風景(8階なので見晴らしがいい)を撮影したり、病院のISDN公衆電話でアクセス中の同居人を撮影したり、また自宅で子供達や、子供の作品を撮影したりとIXY DIGITAL大活躍です。何でも目につくものを撮影してました。もう、気分は林家パー子です。本当は不肖・宮島を狙っていたのに〜〜
さて、我が家でもインターネットに常時接続したいと思いながら9ヶ月前の第77話では、ママの住んでる地域では全く常時接続の環境はありませんでした。しかしIT革命の進歩は早い。小田急町田ケーブルテレビの常時接続、とNTT東日本の定額「IP接続サービス」、商品名はフレッツ・アイ(FLET'S・Isdn) の選択肢ができました(町田でのフレッツ・アイ サービスは2000年8月からです)。
今回、我が家の場合にはどちらのサービスを選択すべきかについて考察してみます。
\ | 現状 (ISDN回線+アイプラン +ASAHIネット) |
ISDN回線+フレッツ・アイ +ASAHIネット |
小田急ケーブルテレビ インターネット接続 |
---|---|---|---|
初期投資 | なし (既にISDN挿入済みなので) |
工事費 2,000円 (既にISDN挿入済みなので) |
加入契約料 25,000円 工事費 23,000円 |
月々の料金 | ISDN基本料金 2,830円 アイプラン料金 1,200円 ASAHIネット 1,700円 家族会員 500円 |
ISDN基本料金 2,830円 フレッツ・アイ料金 4,500円 ASAHIネット(※1) 800円 家族会員 500円 |
ISDN基本料金(※2) 2,830円 月額利用料 5,800円 追加アドレス 200円 ホームページ(※3) 2,000円 |
合計 6,230円 | 合計 8,620円 | 合計 10,830円 | |
利点 |
◆今まで通りなので、何もしなくても使える。 ◆値段もまあ、そこそこ(高いが)。 |
◆アドレス変更などの面倒がない。 ◆初期投資が少なくて済む。 ◆月々の料金もそれほど高くない。 |
◆ISDNよりは速そう。 (下り:320kbps, 上り:128kbps) ◆常時接続なのでダイヤルアップの時間がかからない。 |
欠点 |
◆それほど速くない。 ◆電話代、プロバイダ代を気にしながらのアクセスなので落ち着かない。 ◆使いすぎると、上記の月々の料金を超えてしまう。 |
◆速度は現状と同じで早くない。 ◆ダイヤルアップなので1テンポ遅れる?(でもパソコンを起動したときにダイヤルアップしてしまえば常時接続と同じか?) ◆電話が常に1回線塞がる。 ◆フレッツ・アイは話中になることはないのかな? |
◆初期投資が高い。 ◆月々の料金が高い(ホームページが高すぎる)。 ◆電話のアクセスポイントがないので、出先からメールの読み書きができない。 ◆メールアドレス、URLの変更が面倒だ。 |
このように比較してみると常時接続するなら、取りあえずNTT東日本フレッツ・アイ経由のASAHIネットですね。なんと言っても初期投資が2千円で済むのが魅力です。使ってみてから不都合があって解約してもそれほど無駄にもならない。ケーブルテレビにすると5万円近くもかかる上、実際にケーブルを引き込んだりする工事などちょっと大変です。速度比もそれほど劇的に早いわけではなく、混雑すればもっと差がちじまるように思えます。それに常時接続ならページの表示やファイルのダウンロードに多少の時間がかかっても気にならないのだ。インターネットでの放送(ストリーミングなんちゃら、とかいうの)を見るときには早いほうがいいのだろうけど、まだそこまではいいや。
ということで、我が家ではフレッツ・アイに申し込んでみることにします。アイプランとの切り替えを上手くやらないと無駄になりそうでちょっと気になりますが。また、8月にサービスの開始ですが、最初は工事の順番もなかなか巡ってこないと、都内に事務所を持つ友人(すでにサービス開始地域)が言っていた。実際はどうなんでしょうかね。交換機の設定だけのような気がするのですぐにでも開通しそうですが。開通したら、また報告します。
しかし、この定額「IP接続サービス」はNTTではあんまり宣伝してない。アメリカの圧力で仕方なしに始めたサービスでNTTには旨味は少ないからなのかな。あれだけISDN回線を宣伝して、ISDNを使ったインターネット専用の端末(プチウェブ)だのを売り出しているがこのサービスに付いては殆ど宣伝してない。興味のある方はNTT東日本のサイトをご覧下さい。
ついに近所の金森図書館がリニューアルオープンしました。ママはこの日を首を長くして待っていたのだ。建物の外見も立派になり、蔵書も増えた(気がします)。棚にはまだ空きが目立つので、そのうちもっと増えることを期待しています。
しかし、相変わらず蔵書検索システムは使いづらい、利用者の意見を聞いて欲しいものだ。CDやビデオの貸し出しは中央図書館だけだし、パソコン雑誌の付録のCDやDVD(月刊アスキーの7月号はDVDが付録だった)は貸してくれない。でも、DVDを借りても、我が家のパソコンにはDVDドライブが付いていないんだけどね。
第87話に書いたようにエンデバーのCD-ROMドライブが壊れたままなので、そろそろ直したいと思っています。雑誌の付録にDVDがつく時代になってきたので、DVD対応ドライブにしようかとも思っています。
今回は同居人が入院と言うアクシデントにもめげず、パソコン奮闘記のネタにしてみました。転んでもタダでは起きないこの精神が奮闘記の原動力です。これからもご期待下さい。