■メモリアルシップ八甲田丸 青函連絡船終航の日、最後に青森港を出発した船が八甲田丸でした。 今、その八甲田丸は青森港に係留され、 メモリアルシップ八甲田丸として、 後世に青函連絡船の歴史を伝えています。 函館港の摩周丸、東京の羊蹄丸よりも施設としてはしっかりしていると思います。
■全景 雪の残る青森港、HAKKOUDA−MARUのロゴは私としてはちょっと違和感があります。 外観的にはほとんど就航時と変わっていません。
■入口 当時の一般乗客用の入口がそのままメモリアルシップの入口として利用されています。 青森市港湾文化交流施設と銘打ってあります。
■ブリッジ ブリッジの中も見学することができます。 ひとつひとつに詳細な説明が付いているのでとてもわかりやすいですね。 ここもほとんど現役時そのままです。
■ブリッジから ブリッジから陸奥湾を望むことができます。 多くの人が行き交った津軽海峡を青函連絡船で渡ることはもうできません。 フェリーでその雰囲気を快適に楽しむことはできます。
■車両甲板 現役時にはほとんど見ることができなかった車両甲板も見学することが可能です。 ちょっと不釣り合いな車両が幾つも展示されています。
■船へ メモリアルシップ八甲田丸が公開されてから、この船への階段の風景もほとんどかわっていません。 黄色の船体は汚れが目立つので維持が大変なのではないでしょうか。
■歌碑 津軽海峡冬景色の歌碑があります。 これはメモリアルシップ公開時にはなかったものです。 津軽海峡冬景色の曲のファンが今でも訪れることがあるという話を耳にしたこともあります。
写真提供◇山田篤志さん
北海道旅情報巻頭 3-11.青函連絡船資料館