第6話 2眼レフの楽しみ(謎の2眼レフ)

最近、私は2眼レフにはまっています。いろいろなメーカーから発売されており
俗にいう、四畳半メーカーの多いのもこの2眼レフの特徴でもあります。
構造的に見てもシンプルでビューレンズと撮影レンズを分けて使うという豪勢な
設計になっています。各メーカー、いかに低価格で発売しようという努力の後が
見られるのも2眼レフの特徴でもあります。
なにしろ発売したメーカーも多く、種類も多いわりには、市場ではなかなか見ること
が少ないので収集には苦労がかかっています。
2眼レフ調査のページでみていただければわかると思いますが、私が見つけた
2眼レフのネームの種類は113種類もありまだあるのではないかと思っています。
A〜Zの中でJ、U,Xのアルファベット以外は発売されたといわれています。
ネックになるのは、Qのクイーンフレックスでこの1台しかありません。
Iのイソカフレックス、イトウフレックスの場合はイトウフレックスの製造台数が
非常に少ないのでイソカフレックスの頼らなければ見つけることはなかなか大変です。
各メーカーとも何種類かのマイナーチェンジ、形式変更がありますので
少なく見積もっても200〜300の2眼レフがあると思います。
2眼レフに関しては資料が少ない為、なかなか情報がないのが楽しみの1つに
なっています。
描写も4畳半メーカーの作ったものにしては、びっくりするほどよく写ります。
ブローニー6×6のフォーマットも35mmと違いルーペを使わずに描写を確認出来るので
2眼レフに引き付けている原因の1つです。
シャッターに関しては、セイコー、コパル、シチズンのメーカーを除いては、非常に
シンプルなシャッターが多いのも特徴です。ただ部品の品質管理に関しては
あまり良いものがなく故障が多いのではないかと思います。

今、謎になっている2眼レフが2台あるのですがもし情報がわかる方がいらっしゃれば
メールをいただければ幸いです。もし同じものをお持ち方がいらっしゃればメールを
ぜひとも頂たいのですが。
1台目は、SelcaFLEXです。製造元は協和光機だと思われるのですが、
協和光機では2眼レフを作った気配がないのです。
協和光機の代表作はフローラシックスのような蛇腹カメラです。
もしかして他の協和光機なのでしょうか?
スタイル的にも他のカメラのコピーには思えないので謎のカメラになっています。
詳しいスペックと写真はいずれ載せようと思っています。
2台目は、MAGNIFLEXです。私の思うには、クリスターフレックス1型と
同様のものに思えるのですが。
外見的に見ても非常に類似する部分が多くもしかしてクリスターフレックス1型の
輸出用モデルではないかと思っているのですが。
レンズ、シャッターともにクリスターフレックス1型
と同様のネームのマグニーブランドが使われているのが根
の理由です。
ただ細かい部分を見ると違いがあるので謎のカメラになっています。
もし情報をお持ちの方がいらっしゃればメールをお待ちしております。