◆ 交差点のショートテイル ◆

(1996/03/11 撮影 at 近所の交差点)
うちの近所は猫が多い界隈なのだと最近わかって来た。
有馬8丁目の交差点、金網と植え込みの角にはよく猫が座っていて、
通りかかる子供たちや近所のおばさんやおじさんに可愛がられている。
(よく見ていると、通りがかりに猫に声をかけて撫でてゆく人は
意外なほど多い。)
半年前、そこの角の主だった
白い猫が死んで から、
しばらくその座は空いていたのだが、
最近この写真の猫がそこを自分の領地としたらしく、
よく見かけるようになった。ビッケ が
一緒にいることもある。
(この交差点を巡る猫たちの話はいろいろあって、いつか別に書こうと
思っている。)
まだ若く傷だらけで、左の耳が半分ほど欠けている。写真では
わからないが、尻尾も5cmほどでちぎれていて、
その先は毛が抜け骨が見え血が固まっている。
とりあえずこいつのことは「ショートテイル」と呼んでいる。
若い猫がよくそうであるように、好奇心はあるが警戒心も強く、ニャーと
呼ぶと近寄ってくるが、金網越しに撫でさせるだけで、金網の下をくぐって
こちら側へはなかなか出てこない。
ショートテイルは雄のようである。いつしか人に撫でられることや
餌を貰うことにすっかり慣れてしまって、最近は
ビッケ と仲良く2匹で交差点に
座っていることが多い。
(1996/04/21)
1996/04/09 T.Minewaki
2000/07/10 last modified T.Minewaki
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野良猫の食料危機
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