(1995/11/16 撮影 at タイ・プーケット島)
波打ち際に、同心円状の模様が数十、数百と描かれていて、 これは一体なんだろう (ミステリーサークルか? 古い) と 思ったのだが、これもやはりカニのしわざだった。
小さなカニの穴と、その周りの粒状になった砂の模様を観察する。
中心の穴から同心円状の不思議な模様を描いている。
いったいどういう仕事をしたらこんな模様が出来るのだろうか?
やっぱり遺伝子にそういうルールが書かれているんだろうなぁ
などと考えつつ見ている。
ある程度場所が離れると、違う場所のカニは砂ダンゴで円模様を
作らなくなる。ぐちゃぐちゃになったり、別の模様だったり。
人の気配を感じるとカニはすぐ穴に入ってしまうが、じーっと 待っていると穴から出てきてまた作業を始める。小指の爪の 半分くらいの小さな小さなカニだ。穴から右へ続く道の途中に 1 匹いるのだが、わかるだろうか。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp