(1996/8/18 撮影 at フルンドッホ・モンゴル)
フルンドッホキャンプともお別れです。
荷物を持ってバスに乗り込み、少し先の崖の上の見晴らしの良いところで、
最後の写真撮影会です。太陽は丘の向こうに隠れ、空はピンクから紫色へ。
むさくるしい顔(写真)を出して失礼します。発掘地で4日間、風呂に入らず 髭も剃らず、鏡も見ずに過ごすと、こんなふうになります。 汚いけれど、気分はそれなりに充実。ここを離れるのはなんとも名残惜しい。 そういう顔です。
写真撮影がひとしきり終わると、そこからは、深くなる夕闇の中を
バスはひたすら走ります。ガッタンゴットン。
さらば、フルンドッホ。
さて、細く長く続いてきました「モンゴル 写真日記」は一応ここで終わりです。 ツアー終了後、制作に1年以上かかってしまいましたが、 ここまで読み進んでくださって、ありがとうございます。
この後、ウランバートルから北京経由で日本への帰途にも、いろいろと 楽しい話があります。途中スキップしたところもあります。 それらは、また余裕がある時に書き足して行くつもりです。
この時のツアーをきっかけに、多くの友人が
できました。
同じ班の方、別の班の方、モンゴルのスタッフの方、
モンゴル恐竜を展示している中里村恐竜センターの方、
モンゴルや恐竜のホームページを作っている方、
ホームページに感想を寄せてくださった方、などなど、
多くの広がりがありとても嬉しく思っています。
そしてそして。
モンゴル・恐竜への興味はさらに膨らみ、翌年(1997)の夏には、
再びモンゴル・ゴビ砂漠へ
と旅立つことになってしまうのでした。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp