(1996/8/17 撮影 at フルンドッホ・モンゴル)
キャンプ周りの草原をうろうろしていると、白く散らばる大きな骨を
見つけることがある。この写真右側のはたぶん馬の頭骨。この周りに
体の骨もある。馬のほかには羊の骨、牛の骨、ラクダの骨もあるようだ。
骨は一瞬「化石か!?」と思ってしまうが、色(骨は白い)とか表面のつや、
重量感が違う。
この厳しい環境にわずかの人間と多くの家畜。家畜や馬は死んでしまうことも あるだろう。死んで乾いて骨になっても誰も片付けてはくれないから、 何年も、ひょっとしたら何百年も、そこでそのまま風に吹かれているのだろう。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp