腰越のメーンスリートの南の外れ、小動岬近くに源義経(1159-89)が腰越状を書いた所として有名な龍護山満福寺は ある。開山は行基(668-748)と伝えられ、本尊は薬師如来像である。
寺は腰越の裏山をえぐったようにして建っている。境内には弁慶が墨をするのに水を汲んだといわれる硯池や、腰掛石があっ たが、墓地開発の犠牲になってほとんどなくなっている。腰越のメーンスリートから寺に入る参道は江ノ電の線路を横切っている。
満福寺
小動岬近くの万福寺、浄泉寺、片瀬山西側の泉蔵寺、蜜蔵寺、片瀬山東側の宝善寺はいずれも 真言宗である。