白鳥の湖第3幕黒鳥のパ・ド・ドゥ
                               2003年8月11日〜18日 JTB関西
                                      Page 1 2 3 Home  旅行記のペ−ジに
 4:サンクトペテルブルク その2
 8月16日(土)晴れ
 
 9時30分ホテルを出発。30分ばかり行列で待ち、10時ころエルミタ−ジュ美術館に入る。団体は川側から、個人は宮殿広場から。ビデオ使用240ル−ブル。この数年非常な人気で数時間待ちとのこと。待列中に売人よりエルミタ−ジュガイド本10ドルを1000円で購入。激しい売り込み。オリガさんの案内で見学(ゴ−ルデンコ−スとの事)。
 
ヨルダン階段、元帥の間、ピョ−トル大帝の間、紋章の間、聖ゲオルギ−の間、孔雀座の時計、ダ・ヴィンチの間、ミケランジェロの間、ル−ベンスの間、レンブラントの間、ラファエル廻廊等々。
 
ひととうり終わってフリ−として3階の印象派、マチス(ダンス)、ピカソ等の部屋を30分くらい見る。2時間ばかりの見学では不十分であるが止むを得ない。

 エルミタ−ジュ(隠れ家)美術館はピョ−トル大帝の冬の宮殿を次の女帝たちが宮廷としての建物の建て増しを次々に行ってきて、エカテリ−ナ2世(1762年即位)によって美術品の所蔵の目的に2世在位の34年間に現在の建築のアンサンブルが完成された。
 1764年ベルリンの商人ゴッツコフスキ−から225枚の絵画が最初に購入された。現在コレクションは300万点とも言われる。 

 午後は50分くらい走行の後、ペトロヴァレェツの夏の宮殿へ。ビデオ200ル-ブル、写真100ル−ブル。入場制限があり、30分くらい待って入場する。18世紀(?)の服装をした男女が写真撮影(1ドル)を誘っている。商売上手。夏の宮殿はピョ−トル大帝によって1714年フインランド湾に面して建設された夏の離宮で大宮殿を中心に下の公園、上の公園からなっており、多数の噴水が大きく水を噴き上げている様は見事である。この噴水の水は20km離れた丘陵地の湧き水を貯水池に溜め込み、管を通して水を落としその勢いを利用されている。中央のサムソン像はスエ-デン戦争の勝利を象徴したもので、噴水の彫像は金箔で覆われている。2003年8月のNHKで荒巻氏がこの宮殿を訪ね、いたずらや遊び気分の噴水の仕組みなどが紹介されていた。
 
 玉座の間、中国風の書斎、青の間

 夜、レストランの夕食もそこそこに8時からのアレクサンドリンスキ−劇場のバレ−白鳥の湖を一行の8人で観る。添乗員さんに3日前にチケットを取っていただいた(60ドル)。帰りはホテルからミニバスで迎えにきてもらった(1台30ドル)。車の運転は実に荒い。
 8月17日(日)晴れ


 今日はフリ−の日。ネフスキ−大通りを散策し、イサク聖堂にいく。エルミタ−ジュに行かれた人もいる。30分、90分待ったという。イサク聖堂は金色の丸屋根を持つロシア正教の大聖堂で世界でも3番目に大きい聖堂で高さ101.5m。

 聖堂からの帰り、ネフスキ−大通りでジプシ−の女6人(?)に取り囲まれ右肘を引っ張られ転倒する。幸いズボンが切れた程度で済む。50mばかりのところでわれわれ一行の女の人もポシェットを開けようとされたが、チャックに鍵を掛けておられ未遂に終わった。通りかかった日本領事館の青年の言。このあたりは危険ですので巡回しているのですと。
  サンクトベルク空港 7:45PM SU549で帰国。空港のNoTaxはEuro表示になっている。酒、チョコレ−ト等を中心に品物は比較的潤沢であった。  
エルミタ−ジュ美術館の前 聖ゲオルギ−の間 孔雀座の時計 ラファエルの回廊
エルミタ−ジュ美術館の前 聖ゲオルギ−の間 孔雀座の時計 ラファエル廻廊
大噴水 大噴水 大噴水 サムソンの噴水
夏の宮殿の大噴水 夏の宮殿の大噴水 夏の宮殿の大噴水 サムソンの噴水
ドラゴンの滝 下の庭園 青の間 白鳥の湖
ドラゴンの滝 下の庭園と噴水 夏の宮殿 青の間 アレクサンドリンスキ−劇場
白鳥の湖 カ-テンコ-ル