「風に向かって」

(立川駅北口、駅前空中デッキ)


 東京ロータリークラブが2001年1月に市に寄贈した作品。 依頼を受けた赤川氏は、少年の空への憧れをこんな形で表現したという。 この作品は読売新聞でも大きく取り上げられた。[2001.5.26付]
 素朴な雰囲気の地方都市であった立川が、駅前の大改装と共に一躍モダンな町へと変ぼうした。
アーチストとしての誇りにこだわる赤川氏は、そこに、こんなメッセージをさりげなくと伝えているように思えるのだが。「近代化とカッコよさばかりを追求して、心を置いて進んじゃだめだよ。無味乾燥になっちゃうよ」 と。 (Pippimama)

 

どんどん様変わりしていく立川、北口駅前広場に暖かなひだまりのようなベンチができました。 その上には、「風に向かって」というタイトルの少年の銅板造形が立って、 南に向かって飛行機を飛ばそうとしています。 (赤川政由)


2000年暮れも押し迫って、やっと取り付けができました。

この少年のイメージの中で、この飛行機はまさに離陸するところです。彼も一緒に飛んでいきそう。

 この足下にベンチがありますげ、これは、八ヶ岳に工房を持つ塩田に製作をお願いして、ともすれば無機的になる駅前に、ぬ くもりのある集いの場ができました。

ぜひ御覧になってください。[2000年暮れ]

(デートの待ち合わせにもどうぞ)

 



デッサン


序幕式: 2001年1月12日
あれれ、ボン先生はどこ?

(写真をとっていたんだよ!)


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