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RBー36H型爆撃機を視に行く-1

 1997年の夏休みを利用してCastle空軍博物館に展示してある、コンベアRBー36H型爆撃機を視に行ってきました。Castle空軍博物館はカリフォルニア州のAtwaterという町にあります。

 小生はカリフォルニア州の州都サクラメントでレンタカーを借り、Rー99を約2時間南下するとAtwaterにはいりました。そしてすぐ「Castle Air Museum」の案内掲示が見えてきました。それにしたがっていくと10分位で博物館につくことができました。

 Castle空軍博物館にはB-52,B-47,B-17等爆撃機を中心に40数機が屋外展示されています。めずらしい飛行機ではBー23、Bー45、SRー71、バルカンB.Mk2 等が展示されていました。


 Bー36型爆撃機は全部で383機製造され、4機が現存しています。そのうち戦略偵察型のRBー36Hは73機が製造され、展示されているこの1機のみ現存しています。

 Bー36爆撃機の開発経過については成層圏の太鷲 コンベアBー36をお読みください。


展示されているコンベアRBー36H型爆撃機のデータ


 このRBー36H型爆撃機は第28戦略偵察部隊に所属し、サウスダコダのラピッドシテイ空軍基地に1952年から1957年まで就役していました。その後、イリノイ州のChanute空軍基地の博物館に解体されて保存されていたものを、11台の鉄道貨車でCastle空軍博物館にはこび、数百人のボランテアーが2年半の歳月をかけて組み立て展示したものです。

 小生が見学にいったときもボランテアーの人達が飛行機を洗ったり、展示物のガイドをしていました。(1997/8/9見学)

つづく