福祉関係者のホームページby同志社小山隆 |
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この度,同志社大学大学院社会福祉学専攻の“国際的「理論・実践循環型」教育システム”の構築が,文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」(大学院GP)に採択されました.
この文科省助成と同志社大学社会福祉学科の卒業生からの寄付をもとに「同志社大学社会福祉教育・研究センター(Do-ERC-SW)」を設立する運びとなりました.
つきましては,下記の要領で開設記念講演会を開きます.ふるってご参加のほどお願いします.
とき:2007年12月8日(土)10時〜12時
ところ:今出川キャンパス至誠館3階
プログラム
センター開設に当たって(10時〜10時20分)埋橋孝文(同志社大学)
講演1 岩田正美(日本女子大学教授) : 「社会福祉研究の意味」(10時20分〜11時)
講演2 武川正吾(東京大学教授) : 「これからの社会政策研究」(11時〜11時40分)
質疑応答(11時40分〜12時)
激変する社会経済情勢は社会福祉の諸側面に大きなインパクトを与えている。それは伝統的な福祉パラダイムの危機を招来し、改革を余儀なくされている。しかし、それを受けて展開されている社会福祉の基礎構造改革や社会福祉諸制度の変革はさまざまな波紋を呼んでいる。特に新自由主義的な改革は福祉の普遍化、一般化、自由化、分権化、自助化等が進む中、公的責任の曖昧さ、自助努力への期待等新たな対応を要請する事態となっている。そのようななかで、富める者と貧しい者の格差、持てるものと持たざる者の格差が一層顕著となり、社会構造上の問題としての格差社会の問題が喫緊の課題となっているが、同志社の社会福祉学はこの問題に対してどのように取り組むのか問われている。「格差社会は実は貧困問題ではないか」という主張も含めて改めて貧困問題と正面から向き合いたい。今回はこれらの課題を多角的に議論することを趣旨としたい。
*10:00〜12:00は、文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」(大学院GP)の一貫として、同志社大学社会福祉教育・研究センター(Do-ERC-SW)開設記念講演会を実施(別紙参照)
主題 貧困問題再考―「格差社会」にどう取り組むのか
日時:2007年12月8日(土)10:00〜18:10*
場所:同志社大学今出川キャンパス 至誠館3F
プログラム
ポスターセッション(12:20〜13:50)
(1) 実践成果研究報告
(2) 大学院生研究成果報告
(3) 学部ゼミ報告
基調講演会(14:00〜15:00)
演題:格差社会の現実とその課題―貧困問題再考―
橘木俊詔 氏 (同志社大学経済学部) 司会:
シンポジウム(15:10〜17:00) 貧困問題再考―「格差社会」にどう取り組むのか
シンポジスト1 米澤雅文氏(東成福祉事務所)
シンポジスト2 石橋和彦氏(上京福祉事務所、同志社大学総合政策大学院生)
シンポジスト3 南本宣子氏(済生会京都府病院)
コメンテーター 小倉襄二(同志社大学名誉教授)
コーディネーター:埋橋孝文氏(同志社大学)
総会 (17:10〜17:40)
学会賞授賞式 (17:40〜18:10)
懇親会 (18:30〜20:30) 寒梅館地下 会費:5000〜6000円 司会:空閑