SHOH's LIVE REPORTS

Vince Neil (Sep 24,1993 at Budokan,Tokyo)


ってきましたよ!

もう疲れた疲れた。やっぱり、あの手の音はノレますねえ。

セットリストは仙台と同じでした。"GIRLS 〜"の途中で、ヴィンスがギターを肩にかけるでしょ。あれで"SAME〜"が始まるんだ!と思ってワクワクしてしまった。うまいつなげ方ですよね。

しかし、モトリーのライブのような気がしてしまったのは正直な感想。それだけヴィンスの声がモトリーの個性を作っていたんだ、ということですよね。客のノリも、モトリーの曲のときのほうが圧倒的によかったし・・・

スティーヴのギターソロは、ほんと楽しめました。もっとひとりよがりに早弾きするんじゃないか、なんて危惧してたので驚きました。大人になったのねえ。でも、どの曲の時だったかな、最後に歯で弾いてましたね。

ヴィンスは、やっぱり太ってた(・_・)。最初に出てきたときは「げっ!」と思ったけど、ライブが始まったらやはり彼のステージングはすごい。あらがいがたい吸引力がありますよね。ああいうのがスターの資質というんでしょう。

それにしても、ベースの子がかわいくて・・・ヴィンスを頬を寄せ合ってコーラスをつけるとこなんか、思わずヨダレ出ちゃいました。さらさらの黒髪とくどい顔立ちがヌーノを思い出させる美青年です。もうひとりのギターの人は、あんまり目立たないようにしてましたけど、もったいないですよね。スティーブとふたりでモニターの上に乗って弾くところなど、ヴィジュアル的にもすごくかっこいんだから、もっとツインギター!という感じの構成にすればいいのに。

"HOME SWEET HOME "では、そのギターの人がキーボードを弾いていたけど(ヴァンデンバーグみたいだった)、やっぱりドラマーに弾いてほしかったなあ。

最後の"DR. FEELGOOD"がちょっとショボかったのも残念。あれはやはりニッキーのベースでないと駄目なのかも・・・ヴィンスが白衣着て、コーラスのお姉さんたちが看護婦のかっこして、みんなで大騒ぎした前回の様子が頭の中によみがえってきちゃったせいもあるんだけど・・・

ちょっと複雑な気分もあるけど、総合的には楽しくて汗びっしょりのライブでした。


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