Thunder (May 1,1999, Umeda Heat Beat, Osaka)
大阪まで遠征しておきながら、やむをえない事情で遅刻してしまい、入場したら"River Of Pain"が始まったところだった(;_;)。必死に走ってきたものでまずビールを買ったが、いきなりダニーの「ジャンプ!」「ダンス!」にのせら れてしまい、コップを持ったまま跳んでた私(^^)。しかし、ものすごい人。扉を開けたらもうそこに人の壁があってあせった。中まで入っていけないんじゃないかと思ったが、なんとかバーカウンターの前の空間をみつけることができた。無理して前のほうに行っても身動きできなそうだったので、踊れるスペースがあるほうがいいやと思い、そのままずっとそこに。
メンバーの上半身が前の人の頭の間に少し見える程度だったので、服装などはほとんどわからない。ダニーが青いシャツを着ていたことと、クリスが前にも見たことのあるドラゴン模様のヤンキーみたいなシャツを着てたことだけがわかったくらい。まあ、ルックスで売るバンドではないので、特に問題はなかったが(^^;)。あ、でも、クリスは髪を切ってよくなったと思う。色も本来の色に戻したらしく、落ち着いて見えた。
新譜からの曲をけっこうたくさんやってくれて、このアルバムが大好きな私としては大感激。"Numb"はお気に入りの曲ではあったものの、バラードなのでライヴではトーンダウンするかな、と思っていたのに、アルバムよりもずっとハードなのにびっくり。ルークのギターといい、ベンのピアノといい、最高のアレンジだった。
この曲に限らず、今回の新譜の曲はライヴで聴くとバンドの演奏面の魅力が大きく感じられる。ダニーのヴォーカルの素晴らしさは元からわかっていたことだし、今まではやはりヴォーカルに耳がいくことが多かったのだが、今回は楽器の音に注意が向いた。そうさせるものをもった曲が新譜には多いということなのだろうか?
"All I Ever Wanted"はしっとりと聴かせ、途中で入るルークの掛け声もはまりすぎ。最後のダニーの絶唱で頭の中が真っ白になる。新譜からの曲をたくさんやった分、定番を思い切ってはずしてきた。それだけ今度のアルバムに自信があるのだろう。が、"Lazy Sunday Afternoon"、"Dance To The Music"をやったのはちょっと意外だった。不満とまではいかないが、カヴァーをやるくらいなら、もっと新譜からの曲かオリジナルの定番を入れてほしかったなあ。
- Welcome To The Party
- Pilot Of My Dreams
- River Of Pain
- Numb
- Rolling The Dice
- I'll Be Waiting
- Higher Ground
- Does It Feel Like Love?
- All I Ever Wanted
- Time To Get Tough
- Empty City
- Just Another Suicide
- She's So Fine
ENCORE
- Play That Funky Music
- It's Another Day
- Dance To The Music (SLY & THE FAMILY STONE)
- Lazy Sunday (THE SMALL FACES)
- Dirty Love