SHOH's LIVE REPORTS

Thunder (Dec 14,1992, Gotanda Kani-Hoken Hall, Tokyo)


節2年! 1990年8月、同じロンドンの空の下にいながら、マーキーにたどりつけなかった。1991年12月、せっかく向こうが東京ドームに来てくれたのに、イタリアの空の下にいた。

そしてきょう、初めてTHUNDERの ライブを見ました!

いきなり「BACKSTREET SYMPHONY」 で始めるという意表をついたセットリストでしたが、スローなバラードとノリのよいナンバーとをうまく組み合わせ、だれることなく一気に最後まで押していったのは、さすがの実力です。

ダニーは天性のヴォーカリストだと思ったのは、高いところで声がひっくり返っちゃったとき。その声がまた特別魅力的だったのです。のどが強いので、最後までまわりの演奏に負けない歌を聴かせてくれました。ノー・ギミックです。

感動的だったのが「EMPTY CITY」。ものすごくドラマティックで、ヘヴィーで鳥肌がたちました。ルークのギターソロで、中近東風のリフが入ってたのも新鮮だったし。

私は2階だったのだけれど、いちばんうしろまでいっぱいで、ファンのノリも最高でした。

1.BACKSTREET SYMPHONY
2.EVERYBODY WANTS HER
3.LOW LIFE IN HIGH PLACES
4.HIGHER GROUND
5.EMPTY CITY
6.LIKE A SATELLITE
7.FLAWED TO PERFECTION
8.LAUGHING ON JUDGEMENT DAY
9.DON'T WAIT FOR ME
10.DOES IT FEEL LIKE LOVE
11.DIRTY LOVE
12.TOKYO, TOKYO
13.SHE'S SO FINE
そして、お・ま・け・に・・・・・英国のファンクラブTHUNDER CHANNELに入っていたので、バックステージでメンバーと会うことができました。

20人くらいのファンが会議室のような所で待っていると、シャワーを浴びて着替え、さっぱりしたメンバーがばらばらと入ってきました。みんなすごくリラックスしていて、気負ったところがありません。

が、ファンのほうは逆に、緊張しまくり。並んでサイン会みたいなものはあっても、こういう形の交流会みたいなのって初めてだったので、最初のうちはみんな近づきがたくて、もじもじしてしまいました。でも、そのうちに各メンバーの回りに人の輪ができ、それぞれメンバーと言葉を交わし、サインをもらったり、一緒に写真を撮ったり。

ハリーは、きょうがお誕生日だったものでプレゼント攻めにあっていました。ハゲのかつらとか駄菓子とか、いかにもハリー向けという感じのプレゼントが多かったが面白い。客席からでは気づきませんでしたが、ハリーの髪、Hの形に剃ってありました(^^;)。

私はあがってしまい、ルークに「EMPTY CITYのギター・ソロはアラビア風ですてきよね」と言ったのですが、しどろもどろで、多分通じていなかったことでしょう。でも「YEAH!YOU KNOW IT」と言って指上げてうなずいてくれたから、ま、いいか。


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