SHOH's LIVE REPORTS

Thin Lizzy (Nov 24,1994 at Nakano Sun Plaza, Tokyo)


うとう東京最終日。

結局きょうもセットリストは同じでした。

でも、やはり最終日ということで、メンバーも感慨深かったようで、細かいところで今までと違うところが見られました。

サイクシーもスコットも、とにかくテンションが高くて、MCやギタープレイにいつもより力がこもってる感じでした。←スコットなんて、「BLACK ROSE」のあのむずかしいところを弾くとき、無意識に腕まくりしてたのよ

「COWBOY SONG 」(きょうはサイクシーの曲紹介も待たずに、スコットがギターを弾き初め、すごく自然な感じに入っていったのだ)のラストも、きのうまでは素直に「THE BOYSARE BACKIN TOWN 」につなげたのに、きょうはわざと演奏を止めてみんなをじらし、「WHAT YOU WANNA HEAR?」と曲名を言わせようとしたりね。←もちろん私は叫びました

スコットは、終始御機嫌がよくてにこにこしてて、ぴょんぴょん跳びはねまくってた。そのせいか、「COWBOY SONG 」でギターの弦が切れてしまい、途中でステージ横に引っ込んでギターを交換。なんとか自分のソロに間に合ったという・・・残念ながら交換したギターもレスポールではありませんでした。

メンバー紹介のとき、きょうはスコットが饒舌で、「HE'S THE BEST FRIEND OF MINE AND THE BEST GUITAR PLAYER IN A WHOLE WORLD, INDEED!」とサイクシーを持ち上げまくったら、サイクシーがひれふすような形に両手を動かして、「まあ、おさえておさえて」みたいなポーズを見せてました。

きょうは最後にブライアンもダレンも下に降りてきて、ステージ前に集合。みんなで肩を組んで(ばらばらだけど)挨拶してました。

そういえば、最初のアンコールの終わりも、スコットがサイクシーの肩に手を回すと、サイクシーもスコットの背中に腕を回 して、チェックのふたりが仲よく引っ込んでいったのです。一幅の絵のように美しい後ろ姿に涙した私です。

そうそう、衣装はマルコとブライアン以外はみんなきのうと同じ?


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