SHOH's LIVE REPORTS

Thin Lizzy (Nov 22,1994 at Shinjuku Kousei Nenkin kaikan, Tokyo)


ょうはもう、なんと言ったらいいのか、スコットがすばらしかったです。

新宿厚生年金会館大ホールは、仙台とはうってかわって2階までいっぱい。だから、というわけでもないでしょうが、サイクシーもスコットもテンション上がってたみたいでした。

特に、スコット!

初日の川口も、けっこうひとりで浮いてるくらいのハイテンションだったんですが、きょうは全体の雰囲気がそれにぴったりマッチして、今まででいちばんノリがよかったかもしれない。

今まで映像で見て想像していたスコットというのは、どちらかというと貴公子然として、クールな印象が強かったんだけど、きょうは表情からしてお茶目なやんちゃ坊主、という感じ。

友人曰く、「いかにもヤンキーって顔してたよねえ」の、ノリでした。

あのねえ、ギターソロのむずかしいとこをクリアしたときに、「フーッ!」って息を吐き出して見せるポーズみたいなの、って言えばわかります?

あと、同じようにソロを決めたときに、ダーレンのほうに向かって歩いていきながら、ぴょんぴょん跳んだり、ロボット歩きをしてみせたり、笑わせる顔をしてみせたり、となかなか忙しくしていたスコットなのでした。

途中、ステージ袖に向かって、「音を上げろ」って仕草をみせて、ちょっとイライラしたりもしたんだけど、それもサイクシーが近寄っていって何か話しかけたら、御機嫌なおっちゃうし、最後にはサイクシーが「HE'S MY FAVORITE GUITAR PLAYER」なんてお世辞を言うもんだから、すっかり御機嫌になってしまいましたとさ。

あ、そういえば、きょうやっとスコットは着替えました。きょうは、黒の長袖Tシャツに、黒と白のチェックの袖なしシャツをベストみたいに重ねて、黒のジーンズ(これは初日からずーっとおんなじ)に白のスニーカー。あれって、ひょっとしてサイクシーに借りたのかしら? なんとなく、ファンがサイクシーにプレゼントしたチェックのシャツが、サイズが合わなくてスコットに回ったような気がしてならない私なのでした。

でもまあ、あの縞シャツの洗濯はできたわけで、ひと安心です。となると、俄然気になり出したのがダーレンのシャツ。これがまた初日からずーっとおんなじなんですよねえ。

マルコは、なんときょうもまた違う服でした! ジーンズもよ!

ひとつだけ不満だったこと。

きょうはなぜかスコットのコーラスがなかったんです。「STILL IN LOVE WITH YOU」のときの、すごくすてきなコーラスを期待していたのに、どうしたことでしょう?

メンバー紹介も、いつもはサイクシーのときだけスコットがしていたのに、きょうはなんとマルコが! 風邪でもひいて、声が出なくなったのかしら?

しかし、ブライアンはかっこいいなあ。←いきなり話をそらす私(^_^;)


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