意外にもホール公演だったので、ひょっとしてシラけてしまうのではないかと危惧していたが、始まってみたらとーんでもない。もうド迫力の演奏で、シラけてるひまなんてこれっぽっちもなかった。

大体が客のノリがすごくって、始まるなりヘッドバンギングの嵐。後ろの男の子の長髪でバシバシひっぱたかれて痛かった。

でも、みんな椅子の背にしがみついて、低い姿勢でヘドバンしまくっているので、ごく普通に立っていると視界が開けてステージが見やすいったらない。ただ、自分でもやっぱりヘドバンしたいので、ステージを見たい気持ちと頭を振りたい本能との板挟みになって、けっこうつらかったなあ。

演奏は、全体に物凄く速かった。ついていくのがやっと。大体がライブではアルバムより速くなるものだけれど、あそこまで凄いのは初めてだったと思う。ズシズシとのしかかるような重さと、首がついていけないほどの速さに最初から最後までノリまくってしまった。ドラマーは若いけどすごく上手。

途中「KIOWAS」で、メンバー全員が太鼓を叩くというパフォーマンスがあって、これまた最高にかっこよかった。さすがブラジル！というリズム感のよさだわね。ギターソロなどなく、１時間半くらいのショーだったんが、セットリストを見ればわかるように、演奏曲目はたっぷり。演奏スピードが速かったので、あっという間に終わっちゃった、という感じ。あれ以上やってたら、多分倒れる客多数だったと思うから、あれでちょうどよかったんだと思う。

1.REFUSE/RESIST
2.TERRITORY
3.TROOPS OF DOOM
4.SLAVE NEW WORLD
5.PROPAGANDA
6.AMEN
7.INNER SELF
8.NOMAD
9.NECROMANCER
10.SYMPTOM OF THE UNIVERSE
11.MANIFEST
12.KIOWAS
13.WE WHO ARE NOT AS OTHERS
14.BENEATH THE REMAINS
15.BIOTECH IS GODZILLA
16.DESPERATE CRY
17.DEAD EMBRYONIC CELLS
-ENCORE-
18.ARISE
19.A LOOK AT TOMORROW
20.POLICIA