Oasis (Sep 15,1994 at Shibuya Club Quatro, Tokyo)
きょうもまた「時間厳守」でした。ひょっとしたら開演時間前だったかも。
開演直前にかかった曲が、ビートルズの「IF I NEEDED SOMEONE TO LOVE」で、思わずにまにましてしまった私です。
演奏はきのうよりアグレッシブだったような気がしました。最後の曲なんか、最初の1フレーズ音はずしてたもんね、リアム。
曲順はまったく同じ。きのうは前のほう4分の1くらいが激しく上下していて、あとはじっと観察してる客が多かったんだけど、きょうは半分くらいまで人の波が寄せては返していました。
客席からサッカーボール(ほんとはビーチボール?)が投げられて、それをリアムが蹴り返すと、また客が投げてポールのベースのネックに当たったりと、バンドと客との交流(?)が随所に見られた夜でした。
お魚の形の赤いかわいいタンバリンをプレゼントしてる人もいたし、小さなマラカスみたいなのを渡されたノエルは、うれしそうに鳴らしてみて、ステージ袖のスタッフに見せびらかしていました。
赤といえば、きょうはメンバーの衣装もきのうよりずっと派手で、ポールが赤無地の長袖シャツ、ボーンヘッドがオレンジに白の水玉の半袖シャツ、ノエルは赤系のチェックの長袖シャツ、リアムは青系のチェックのシャツに紺(グレー?)のトレーナーというかっこ。トニーだけは相変わらずそっけないグレーのTシャツでした。
しかし、リアムってものすごく暑そうにするくせに、絶対脱がないのよね。袖で汗をふきふきがんばっている。ロンドンのときなんか、厚手のジャケットだったもんね。あれは一体なんなんでしょう? 一種の美学? それともお腹が出てるとか刺青がいっぱいとか、見せられないものが隠されているのかしら?
あんまり早くライブが終わったものでHMVで自爆して帰ったら、彼らのライブビデオがかかってました。きょうのリアムも、まさにあれとおんなじように、片手または両手を後ろに回して、おじいさんスタイルで歌ってました。動きもほとんどありません。タンバリンもめんどくさそうに叩きますが、なにしろ叩く回数が多いのですからしかたがないでしょう。