SET LIST

Motley Crue (Oct 11,1994 at Budokan,Tokyo)


っぱりニッキーのお腹はぽよよんでしたね。でも、まだ刺青ができそうな面積がけっこうあるのに驚いた私です。お腹のあたりって、痛いのかしら?

刺青っていえば、客席にも、タンクトップの両肩いちめん刺青のお兄さんとか、ニの腕に赤いハートの刺青お姉さんとか、きょうの客は気合いが入ってました。

アンコールというか第2部は、メンバー全員が前のほうに出てきて椅子に座っての、アンプラグド形式でした。このときに、バック・ステージのほうから10人くらいのファンを連れてきて回りの床に座らせる演出があり、私の周囲からは「いいなあ」「ずるいなあ」との声がしきりでした。

アンプラグドの最初のほうは、勝手にブルースなんかやってて、そのうちに「HOME SWEET HOME 」へ。ジョンの声に合わせて、かなりアレンジしてました。それでも声出なくてつらそうでしたけれどね。あと、新譜からの曲とBEATLESの「REVOLUTION」なんかも。

昔の曲は「SHOUT AT THE DEVIL」「WILD SIDE」「DR.FEELGOOD」「HOME SWEET HOME」 「LIVE WIRE」 「DON'T GO AWAY MAD 」「KICKSTART MY HEART」の7曲だったかな?

途中、ニッキーが「紹介したい人がいるんだ」と言ってステージ横に行ったので、「まさかヴィンスじゃないだろうな(^_^;)」と思ってたら、息子を抱いて出てきました。あのニッキーも、いまやただのお父さん。でも、子どもはすごく可愛かった。

そういえば、ミネラルウォーターをやたらと飲んでは、客席にまき散らしたり、ペットボトルを投げたりするんですが、一度、客席のほうを見張ってるスーツを着たウドーの人に、この水をかけるジェスチャーをしたものの、結局はやらなかったのを見て、「ああ、大人になっゃったのねえ」と、ちょっと悲しいような気持ちになってしまいました。

トミー・リーは、相変わらず針金のようにやせてて、髪が短くなってました。しかし、彼といい、セバスチャン・バックといい、どうして正統的な二枚目のやつに限って「アホ」なんだろう。

ジョン・コラビは、声はいいと思うんですが、昔の曲をやると悲惨なほど声が出なくて、フェイクしまくり。それでも、やらないわけにはいかないし、つらいところだろうなあ。

そういえば、武道館の入口に置いてあるモニターで、ヴィンスのプロモーション・ビデオを流していたのには開いた口がふさがらなかったです。


1994 I INDEX I Mの目次へ I TOP PAGE