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リアムのライヴで初めて 「退屈だなあ」 と感じました。原因は何かと考えたのだけれど、前日に着いたばかりで全員 (特にリアム) が時差ボケで調子が出ていなかったことと、初来日だというニーム・パーソンズが妙に神経質になっており、それに対してリアムがあまり気持ちよく思っていないことが客席にも感じられたこと。さらには、それだけ神経質になっていたわりには、ニームの歌が別にどうということのない、そのへんにいくらでもいる女性歌手程度のものにしか感じられなかったこと。
いつも素晴らしいライヴを見せてくれるミュージシャンだけに、こちらの基準も高くなってしまっているのだとは思いますが、リアムやプロモーターの側に慣れや甘えが多少はあったようにも感じられました。 「みんな彼が好きだから、この程度ならOKだよね」 といったような。好きだからこそ厳しく見てしまうということが彼らにはわからないのかな?
小さな会場で気持ちのいい一夜を期待して行ったのに、釈然としない思いを抱いてむっつりと帰った夜でした。