SHOH's LIVE REPORTS

Glenn Hughes (May 24,1994 at Club Citta Kawasaki,Kanagawa)


そりゃあねえ、パープルの曲もやるでしょうけど、カヴァデールと一緒じゃないグレンのパープルって、ちょっと物足りないのよねえ。やたらに高い声を張り上げるだけ、みたいで・・」

な〜んて、開演前にうそぶいていたのは私です。それがいきなり"BURN"で始まるなんてっ! 一気にキレちゃいました。

確かにあの超高音波ヴォーカルは頻繁に登場していましたが、意外にバックの演奏陣の音が厚いので、抵抗なく聴けましたし。なつかしの美少年ジョン・レヴィン君は相変わらず細くて美しかったし・・・ひょうきん者のミカエリ君はちょっと太ってたかな。

でもって、トミー・ボーリンに捧げた**** **** ******は、演奏こそ元曲のあのインプロヴィゼーションは無理だったけど、情緒たっぷりのグレンのヴォーカルがしんみりさせてくれたし、新譜のボーナストラックに入ってる**** ** ******* は、さすがの出来だったし、「日本でパープルがやったことのない曲を」と言ってやってくれた**** ****** ******は感激ものだったのだけれど、なんと本編最後にあの**** ** ****をやってくれるとは!

キーボードのイントロが始まったとき、わが耳を疑ってしまいましたわ。もうこれだけでも、きょう行った甲斐があるというものです。でもって、アンコールの最後の最後が、これまたパープル初演(ほんと?)だという************!

MCのときに息が切れていたのがアレだったけど、やっぱり1度はスーパースターだった人のステージというのは、ほんとうにかっこいいです。 パープル・フリークにというよりは、グレン・ヒューズのファンにとってうれしいライブでした。


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