SHOH's LIVE REPORTS

Dream Theater (March 2,1995 at Shinjuku Kousei-Nenkin Kaikan, Tokyo)


宿厚生年金でDOKKEN見てきました。「買うよ、買うよ」の声が多くて、客の年齢層が高いライブで したね。

ふたりそろってのインタビューを見たりしてはいたものの、実際にこの目で見るまでは不安をぬぐいさることができなかったのですが、結果としてはすごく満足できる内容でした。

まあ、ドンとジョージが仲良くなってるなんてことはないけれど、目につくほど相性の悪さが表面に出ていたわけでもなく、落ち着いて見ていられました。

しかし、新譜からの曲が少なかったですねえ。もちろん、私としてはそのほうがうれしかったんだけど、どうせなら新曲なんかいっさいやらずに、もっと他の昔の曲をやってほしかった……などと望むのはわがままというものですね。

ジェフの存在はほんとに大きかったです。彼の動きとコーラスがなかったら、ライブ・バンドDOKKENは成立しないね、と帰り道での話に出ました。彼の歌がうまいのは、もう超有名な話ですが、いやもう彼のコーラスが決まったときの曲の美しさといったら……陶酔してしまいました。

反則気味のアコースティックも、ひと味ちがったアレンジで昔の曲が聴けたし、ジェフの熱唱を堪能できたしで、なかなかおいしかったです。

しかし……ジョージのあの筋肉はちょっとただものではないですね。腕が邪魔して、ギターが弾きにくそうというか、アーノルド・シュワルツネッガーが弾いてるみたいでした。

ドンの髪がバービー人形みたいだったのはまあいいとして、あのお腹はなんとかしてほしいよ〜。ステージの端から端まで走った時なんて、足より頭より先にお腹が前に出てたような気がしたぞ。

筋肉モリモリのギタリストと贅肉だぶだぶのヴォーカリストだなんて、このふたりって、どこまでいってもおかしな組合わせだなあ、としみじみ感じた夜でした。


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