SHOH's LIVE REPORTS

Blue Murder (Dec 3,1993 at Shinjuku kosei-Nenkin Kaaikan,Tokyo)


生年金会館ホールでのライブです。私はあんまりここの会場が好きじゃないので偏見が強いかもしれないど、音の分離が悪いというか、全部の音がいっしょくたになっちゃって、すごく聴きにくかったです。特にベースが強くて、アコースティックでしんみりしたいときに邪魔な気がしました。

それでもとにかく、サイクシーはかっこいい!

私がなにしろ感動したのはサイクシーのTシャツ。フィルの横顔がアップになっていて、サイクシーの銀の十字架のペンダントがちょうどフィルの目の部分に当たるようになっていて、まるでフィルの涙が光っているように見えたんですよ。

"PLEASE DON'T LEAVE ME"のときなんか、それで泣きそうになりました。カヴァーはほかにもいろいろあったんですが、これから見る方のために内緒。すっごくお楽しみの部分がありますから、ワクワクしてね!

サイクシーは、こないだのBLUE MURDER の来日時に比べると、筋肉は落ちたけれど少し痩せたような気がしました。ただ、パンツというよりは、ぴったりしたタイツのような下半身のお尻が妙に目について恥ずかしかったです。

ドラマーは、はっきり言ってリズム音痴。ときどき曲の途中でテンポがはずれるのがたまりませんでした。

ベースは謎のメキシコ人。マルコ・メンドゥーサだったかな?右腕に「愛」という字を書いていたのが(刺青?)笑えました。で、この人、まったくメタルじゃない。この前のトニー・フランクリンも、どうもHM・HRじゃなかったんだけど、この人はジャズというかファンクというか、まったくBLUE MURDER の音楽性とは相いれないものがあると思いました。

途中のベース・ソロでTHE BEATLES の"NORWEGIAN WOOD"をやったときには、この間のMR .BIGのドラム・ソロを真似するのかと思っちゃった。

来日公演初日ということで、きょうはすごくサイクシー、緊張してたみたいです。正直言ってセット・リストとかいまいちかなあ、と思いました。途中までどうも盛り上がりに欠けて、アンコール間近になってからのってきたような感じだったもので・・・"LOVE CHILD"をやらなかったのも不満だし・・・

でも、あれとあれとあれとあれをやってくれただけで、私としては涙ものだったんですけどね。←特に最後のは驚いたよねえ(゚.゚;)!

あしたは多分セット・リストが大幅に変わると思う。私はあと1回8日に行きますので、どう変わるか楽しみです。


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