The Almighty (June 11,1996, Club Citta Kawasaki, Kanagawa)
いやあ、消耗しました。
よれよれで帰ってきて、シャワー浴びて汗流して、ビール飲んでもう寝るのでかんたんに。
日曜はすごい客の数で、首を振るスペースもなく、けっこう大人しく見てしまいました。←そのわりに昨日、今日と地蔵状態だったけど(^^;)
きょうは最終日というわりには、チッタで平日というのがこたえたのか、そこそこでしたね。前から3列目までくらいはおしくらまんじゅう状態だったけど(人も飛んでたし)、その後ろはけっこう人と人の間に隙間が見えてました。おかげで、最初はAブロックの後ろのほうで静かに鑑賞するつもりでいたのが、ふと気がついたら前から5〜6列目くらいに。
いやあ跳んだ跳んだ。新譜の曲は特に縦ノリ系が多いから、どうしたってじっとしてなんかいられない。途中で「もうダメ、これ以上跳べない」って思うんだけど、サビの部分にくるとまたバネ仕掛けの人形のように跳び上がってしまうという。悲しいサガ。
リッキーは、最初のうち白い半袖のポロシャツを首の上までボタンを留めて着ていて、首が太いからか襟元が妙に苦しそうで変でした。ああいう音楽するのにポロシャツって、似合わないような気がするんだけど……今ってああいうのがお洒落なの?
まあ、どうせ途中からは上半身裸になって刺青見せまくり状態(おまけにカルバン・クラインも見せびらかし)になるんだから、なに着てたって同じと言えば言えるんだけど。
フロイドは、高く結んだポニーテールの髪を振りながら、客席をじーっと眺めて「うんうん」とうなずくように首を振っている。まるで「よし、そうだ、それでいいんだ!」って言ってるみたい。
最後の最後ということで、リッキーのMCも多かったんだけど、英語を解さない日本人相手というのをほとんど考慮せず、早口で喋りまくるものだから、ほとんどわかりませんでした。
ラストソングは"WILD AND WONDERFUL"。一緒に歌いながら、ほんとにWILD AND WONDERFULな連中だったなあ、なんてしみじみしてしまいました。でも、不思議と湿っぽくならなかったのは、メンバーたちのキャラクターのせいかな。
このあとどういう形で音楽活動を続けていくのかはわからないけれど、THE ALMIGHTYとしてのフィナーレを飾るにふさわしいライブでした。TシャツにプリントされていたR.I.P.に涙していた人もいたけれど、私は連中はすぐにでもBORN IN 1996とか言って現われてくれるような気がしています。
きょうまでありがとう。そして、また会おうねっ。
1.AFRAID OF FLYING
2.DO YOU UNDERSTAND
3.MOVE RIGHT IN
4.CRANK AND DECEIT
5.WRENCH
6.UNITED STATES OF APATHY
7.FEED THE NEED
8.ADDICTION
9.UNREAL THING
10.TAKIN' HOLD
11.ALL SUSSES OUT
12.ON GOING AND TOTAL
13.COALITION STAR
14.8 DAY DEPRESSION
15.SOME KIND OF ANYTHING
16.FREE 'N EASY
17.OVER THE EDGE
18.JONESTOWN MIND
19.WELCOME TO DEFIANCE
-ENCORE-
20.MEAT HOOK
21.SORRY FOR NOTHING
-ENCORE-
23.JESUS LOVES YOU BUT I DON'T
-ENCORE-
24.CRUCIFY
25.WILD AND WONDERFUL
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