1. BROTHER 2. LITTLE HEAVEN 3. GOOD INTENTIONS 4. HOBBIT ON THE ROCKS 5. ARE WE AFRAID 6. SO ALIVE 7. ALL IN ALL 8. ALL RIGHT 9. JANITOR 10.CHICKEN 11.HOPE 12.ALL SHE SAID

COLUMBIA CK 67394/1995 U.S.A. I PRODUCED by V.A.

店でみかけたときは、「え、もう新譜？」と頭の中に疑問符がいっぱい湧いてしまいましたが、とりあえずはうれしく購入しました。 昨年の「DULCINEA」発売後にもアコースティック・ミニアルバムを出しているし、今年に入ってからおくればせの FLY FROM HEAVEN シングルが出ているし、という風に、この人たちのリリース状況って、なんだか不思議です。 で、中身なんですが、インナーを読むと、どうやらこれは今までのフルアルバムには収められていない作品をまとめたもののようですね。 BROTHER 映画「SO I MARRIED AN AXE MURDERER」サウンドトラックより。しかし、なんという題名だ。 この曲でのグレンのヴォーカルはかなりロック入ってて BRYAN ADAMS を思い出させます。 LITTLE HEAVEN 映画「BUFFY THE VAMPIRE SLAYERS」サウンドトラックより。まったくもう、どれもこれも変な映画だ。 GOOD INTENTIONS ＴＶ「FRIENDS」サウンドトラックより。 HOBBIT ON THE ROCKS MAILING LIST SINGLE ROCK AND ROLL PARTY ALL NIGHT VOLUME II より。この MAILING LIST SINGLEとは何でしょう？（後注：今ならわかる(^_^;)ゞ） ARE WE AFRAID これも上記 MAILING LIST SINGLEより。 SO ALIVE I WILL NOT TAKE THESE THING FOR GRANTED シングルのためのボーナス・トラック。 ALL IN ALL WALK ON THE OCEAN シングルのためのボーナストラック。 ALL RIGHT FALL DOWN シングルのためのボーナストラック。 JANITOR 未発表曲。 CHICKEN 4、5と同じ MAILING LIST SINGLEより。 HOPE 「DULCINEA」のインターナショナル・ヴァージョンより。 ALL SHE SAID ALL I WANT シングルのためのボーナストラック。 1と2がふだんの TOAD の音楽とはちょっとイメージが違うのは当然ですが（でも、ロックしてる彼らもいいです）、その他の曲も「DULCINEA」での彼らより、もう少し素朴な感じの曲が多い。 ところで、今回比較のためにひさしぶりに「DULCINEA」を引っ張り出してきて聴いたんですが、これ、名盤ですね。 そんなに聴き込んだ記憶もないのに、１曲１曲が体にしみついている感じで、そのどれもが素晴らしい。11曲目の BEGIN なんて涙なしでは聴けません。 今回のようなアイテムが出たり、ＭＴＶで彼らのＶＪ特集があったり、いろんなトリビュートものにも参加してたりと、アメリカでの人気はかなり高いようですけど、日本ではいまひとつ盛り上がりませんね。クラブ規模のライブを日本で見られたら最高なんだけど、今のままでは無理かなあ。（95/11/11 20:52記）