SHOH'S CD REVIEW

ENUFF Z'NUFF

PEACH FUZZ

1. LET IT GO
2. YOU'RE NOT ME
3. HAPPY HOLIDAY
4. KITTY
5. MESSAGE OF LOVE
6. SO LONG
7. WHO'S GOT YOU NOW
8. RAINY DAY
9. MAKE BELIEVE
10.LONG ENOUGH FOR ME
11.VACANT LOVE
12.VIDEO MAN

ポニーキャニオン PCCY-00887/1996 JAPAN I PRODUCED by CHIP Z'NUFF & DONNIE VIE

あ、だめだ。全然冷静な分析ができない。

この声でこの曲調でやられると、もう無条件でキモチよくなってしまうから。代わり映えがしなかろうが、極端な話、全部が同じような曲だろうが、もう聴かせてくれるだけで満足。人はこれを盲愛と呼ぶのだろうか。

アルバムやライブの出来が悪いと、それまで大好きだったバンドでも平気で見限る私にも、それができないバンド(ミュージシャン)というのがいくつかあって、その必要条件がどうもこれ(声と曲調)みたいな気が最近している。

GREAT WHITE でしょ、STING でしょ、でもって ENUFF Z'NUFF。なんかもう、彼らのライブだったら曲なんて知らなくても半日でも1日でも酔いしれていられると思う。

6曲目のドニーの声がたまらない〜(=^^=)セクシー。9、11曲目あたりが好き。11曲目は最初に聴いたとき、あまりにあまりなのでちょっと笑ったけど。個人的には MAKE BELIEVE の感じで行ってほしいんだけど、これってドラッグ色が強い時代の雰囲気強いから、ちょっと危 険かも?

それにしても、ここに書いたものに限らず、曲はどれもこれもいい。どうしてこんなにいい曲ばかり書けるんだろう? それなのにどうしてこんなに売れないんだろう。世界7不思議のひとつだ。

(96/02/04 22:59記)


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