思い出いろいろ





イメージとしては南国の花咲き乱れる島、だったのですが、さすがに2月とあってそれほど派手派手しい景色にはお目にかかれませんでした。

が、もちろん、冬枯れている東京とは違い、道路の中央分離帯に植えられた低木には赤や黄のハイビスカスが咲いていましたし、街路樹の中には満開のブーゲンビリアも。もっともあのピンク色のものは本当は葉っぱだそうなので、満開とは表現しないのかもしれませんね。

桜も満開でした。本土のとは違い、濃いピンクで、花びらも厚くしっかりした桜で、写真で見たことのあるワシントンの桜を思い出してしまいました。実のところ、喫茶店で隣に座った地元の人と話していて「もう桜も咲いていますからね」と言われるまで、あれが桜だとは気づかなかったくらいです。薬膳の朝食をとった沖縄第一ホテルの庭には、満開の桜と寒椿が併存していました。

石畳で有名な金城町を散策しているときに見かけた、ラッパがぶら下がっているような花も圧巻でした。あれ、かぼちゃ科の木でしょうか?(HPをご覧になった方から教えていただきました。あれはダチュラとかエンゼルス・トランペットと呼ばれていて、実には毒があるので子供を近づけないように、と言われているのだそうです)

クリックすると大きな写真になります
その近くの細い坂道にプリムラのように小さくて鮮やかな花が地面を這うように咲いているのも可憐でした。そのへんの花屋で蘭の花が1束いくらで売られているのもさすが沖縄。東京だったらさしずめ菊に相当するのでしょうか。もしかしたら仏壇用なのかしら。
クリックすると大きな写真になります

もどる I つぎへ I 表紙にもどる