「via Internet」談義

(内容が古いので、オススメしません。2000年4月 obsolete)

あやしい本


:199年12月19日記載:以下の日本語はかなり汚いし、不正確な評価も紛れています。もともと自分用の覚え書きだったので、人に読ませるための形態にはなっていないのです。申し訳ない。)

書評を書いた時代が古いので、かの有名な岡蔵さん本(秀和)神崎さん本(毎コミ)も載ってません。どちらもいい本です。

リスト


:1998年初頭に公開)

HTMLに関していえば、本当にあやしい本が氾濫しすぎている。

ええい、ついに公開だ!「市販のHTML本の簡易評価リスト!」ただし、私家版。僕以外の人が見たら、また違う評価をするはず。

立ち読み評価のため、本のタイトル、著者名などはうろ覚え。

いっておくけど、これらの本は古い本ではない。ほとんどが1997年以降の本ばかりだ。つまり、HTML3.2が承認された以降のものばかりだ。

ところで、僕がずっと悩んでいた「IEにはLH要素(リストヘディング)がある」という問題には決着が付いたことを報告しておく。

余談:HTMLの参考書として有名なローラ本ですが、既に現状に合わなくなってしまった古典です。最近2ndエディッションがでましたが、きちんと改定されてはいませんでした。「文書の書き方入門」としてはよい本ですが、HTMLそのものの解説のレベルを考えると、すでに「間違いの無いもの」とは呼べません。ただし、「もっとも間違いの少ないもの」の一つではあります。)


なぜ間違いが氾濫するのか? 

(1997年記す)


たとえば…

先日は、HTMLタグ、HEADタグ、BODYタグをすべて省略している本を見た。HTML3.2など正規資料を見れば、確かにそれらはoptionalなのだが、だからといって「書きかたを教えなくてもいい」のとは違うとおもう。そんなことだから、一つのHTML文書に複数のBODYを書く人間が存在するんじゃないか? 

それから、HTML2.0成立以前は、P〜/Pではなくて、お尻にPだけだったのは事実だ。しかし、HTML2.0以降はP〜/Pになったのだから、いいかげん説明を直すべきじゃ無いのか? 

LIをリストコンテナの外で使ってもOKと書いてある本すらある。どうなってんだ。


参考にしたものが既に間違っている

要は、規定を調べたことが無いんだ。参考にするのは、既存の本。そして、その本が間違っている。けれども気づかない。こうして、間違いは延々と蔓延していく。

いまだにブロックコンテナについて言及した本は一冊も無い。こんどぼくが書いたら、日本初になるだろう。こんなことも知らない人が書いていれば、当然教えている文法はおかしい。でも、誰も気づかないんだ。

いや、ぼく以外にも気づいている人はいるよ。でも、そういう人は、ライターじゃないんだ(僕だってプロのライターじゃないけど)。いま、プロのライターは忙しすぎて、勉強する暇がないんだ。

実際には、HTMLに公式規格があると知っている人すら少ないのではないだろうか。なぜって、わざわざ規格について触れている本が少ないんだもの。


そもそも論理マークアップを知らない

そういう人たちは、自分でマークアップをしたことがない。だから、論理マークアップの利点をまったく理解していない。

でも、ライターさんは、当然文章の論理構造を理解しているはずなのだ。したがって、誰かがいったん論理マークアップをきちんと説明すれば、多くのライターが一度にHTMLを理解するだろう。

僕が、その「説明役」になってみせる!


そもそも論理構造を知らない

別の次もとのハナシ。ライターさんじゃなくて一般の人は、論理構造ってモノ自体に慣れていないと思う。

ワードプロセッサなどの説明時に、「自動折り返しと改行は違いますよ。段落の終りだけに改行をいれるんです。」なんて説明を受けたことがないか? よく考えてみると、実は、ぼくが教えるときだって、そうやって教える。だって、そうなんだもの。

でも、それは「日本語では、段落を改行で表現する」からであって、論理的な段落と改行が同じだからじゃないんだよな。これは、あたらめて説明しないと気づかない点だろう。

「気づかないのかもしれない」じゃなくて、気づかないに違いない。気づいていたら、Pが一個もなくて、延々とBRしているHTML文書なんて恥ずかしくて書けないはずだ。

更にいえば、HTMLではブロックを数種類用意していて、段落は単にその一つなんだなんてことは、誰かが説明しないと気づかない。だって、日本語の普通の感覚からいえば、リストと段落は等価じゃないよなあ。でも、HTMLでは等価なんだ。この辺をまとめて整理すれば、一発でHTMLなんか理解できるはずだ。

僕がそれをまとめて見せる!


物理構造に還元するしかない

論理属性は、実態としては物理属性で表現される。これは、致し方ないことだ。でも、逆は真じゃない。物理構造を論理構造であらわすことはできない。HTMLでは、残念ながら段組やインデントなどの物理属性をマークアップすることは不可能だ。だって、HTMLは論理マークアップ言語なんだもの。

ところが、「HTMLが論理マークアップ」だと知らなかったらどうなるか。当然、慣れ親しんだ物理構造を探すだろう。

論理構造を意識したことがないから、物理構造にしか注目しない。すると、「Hつけたらサイズが大きくなった。これはサイズね。」「BRすると改行されるじゃん。じゃあ、これで段落を書くんだな」「え、フォントサイズってHじゃなくてFONTでやるのか。ふうん、まちがって覚えてた。じゃあ、見出しは大きい字で書くものだから、FONTで囲むんだな。」ってな具合で突き進んでいってしまうのだろう。

その裏付けは、多くの説明がmozillaなどの見た目に準拠しているという点だ。


この悪環境は直せるか


誤った知識が氾濫しているという、この状況は変えられるだろうか? 

ここでの文中に書いたとおり、一回でも誰かが端的に論理マークアップの特徴を説明すれば、皆はその正体の単純さに驚き、あっというまに論理マークアップを覚えるだろう。

その改善は、がやる!






ご意見ご要望及び苦情はE-MAILにて

e-mail to : jy3k-sm#!#!asahi-net.or.jp