Injection

1999-10- 9初版

#自己注射に関する情報募集中です。こんなうまいやり方がある、それは違うぞ!?というような事ありましたら是非教えてください。

注射はつらいよ

 慢性骨髄性白血病の治療の第一選択薬はインターフェロンです(1999年現在)。このインターフェロンの効能や副作用についてここであらためて述べるつもりはありませんが、インターフェロンの自己注射に関するコツをまとめてみました。

これは、東京医大に初めて入院した時に、優しい看護婦さんがくれた自己注射の仕方が書かれたパンフレットの要点をまとめたものです。

●注射の仕方
1.注射部位をアルコール綿でよく拭き、乾いてから皮膚をつかむ(一度拭いた部位はさわらないようにする)
2.薬液の入った注射器を持つ。
3.針の角度は30度〜45度にして、皮下に刺す。針先は、穴のあいている方が見えるようにして皮膚に刺す。
4.ピストンを引いてみて血管に針が入っていないか確かめる。針が血管に入っていると血が薬液に混じります、その際は針を少し引き抜きます。
5.血液が混ざらないことを確かめたら液ををゆっくり注入する。
6.針をアルコール綿でおさえて抜く。
7.注射部位はもまないこと。
8.注射部位は毎日変える。
 

●注射部位
1.神経や血管の損傷の少なく安全な部位にする。
2.同じ部位に続けてすると、その部分がへこんだり、固いしこりになるときがあるので、計画的に場所を決めましょう。
3.前回注射した部位から指2本位の幅(約3cm)をおいて、次の部位を定めるのも良いでしょう。
注射部位として、
−上腕外側の上部。肩峰より2〜3指下、あるいは肩峰と肘関節を結んで当分し、下より1/3のところ。
−腹部。脂肪の多いところ。
−大腿外側の上部。
−臀部外側上部。
があげられています。(↑実際のパンフには図示されておりわかりやすいのですが)

自分で注射するというのはなかなか大変です。しかもそれが毎日だったりすると。かくいう私も、お腹のところが黒く内出血してしまったりしましたが、しばらくの間その部位を避けて注射したりして、なんとか今に至っています。

戻る