東アジア主要国の感染者数と死者数中国の驚異的感染者数と死者数の少なさ
        データはWHO、JHU、CNN、FASTALERT、香港保健庁  4/14/2021

  新型コロナに対する東アジア人の有利性

  対照として米国と英国のデータを表示。また東京都と大阪府のデータも参考値として表示。
感染者数(人口)  対10万人  死者数  対10万人  致死率
日本 511,799人(1億2500万人)  406人  9438人  7人  1.844%
 東京  127,385人(1400万人)  910人  1819人  13人  1.43%
 大阪  63,174人(885万人)  713人  1234人  14人  1.95%
中国 102,103人(14億4000万)  6人  4844人  <1  4.7%
香港  11,613人(750万人)  155人  208人  2.8人  1.8%
韓国 111,419人(5100万人)  215人  1782人  3人  1.6%
 米国  31,346,923人(3億800万人)  9,550人  563,449人  172人  1.8%
 英国  4,375,818人(6700万人)  6,547人  127,123人  190人  2.9%
 * 感染者数と死者数は、4/14発表データに基づく。

 東アジアの民族はSARS-CoV-2ウイルス感染に強いと考えられ、感染者数も死者数も欧米国民に比較して非常に少ない。
 中国の感染者数は人口14億人にしては極端に少ないが、死者数も少ない。人口密度が低いことも影響している。もしデータが正しいものと考えるならば、民族的にSARS-CoV-2ウイルスに抵抗力を持っていると考えざるを得ない。
 それは香港と韓国についても同じである。

 日本は中国と韓国に比較して感染者数も死者数も多い。しかし米国と英国に比較すると、感染者数と死者数は一桁少ない。

 都市間での比較として、香港と大阪および東京が適している。3都市とも評価が適切なデータを出している。香港の感染者数の少なさが顕著である。人口は大阪府とほぼ同じで東京都の半分。非常に比較しやすい。香港保健庁は英国流公衆衛生学の基本が守られていて、疫学データはWHOにひけをとらない。香港の日々発生する感染者の内容はホームページに掲載されている。日本の二大都市よりも遙かに感染者数と死者数が少ないことが際立つ。

 日本は東アジアの中では一番感染者数が多い。決して少なくはない。

 北朝鮮も、多分、韓国と同様に感染者数は少ない可能性がある。

 欧州や米国で変異株による新型コロナ感染者数が激増しているが、韓国や中国ではそうではない。

 日本の第四波は意外と東アジア民族の特性が生かされ、感染者数が欧米ほど多くはならないかも知れない。