山下達郎さんのライブや青山純さんの訃報に触れて5年ぶりにMIDIの打ち込みを
やってみました。ったって市販のMIDIデータを編集して簡単に"SPAREKLE"のギ
ターカラオケを作って楽しもうという計画です。
とはいえ、5年ぶりのDTM(Desk top music)なので、昔の機材(デジタルマルチ
レコーダーなど)はすっかり無くなっており、WindowsPCと手持ちの機材と音楽
ソフトでなんとかするしかありません。
とりあえずYAMAHA の音楽データショップで"SPAREKLE"のMIDIデータを購入。
昔は、ATARIとかマックでCubaseというMIDI編集ソフトを使っていたんですが、
現在はWindowsPCとなってしまい、フリーウエアの"Cherry"を使って何とかカウ
ントを打ち込んだり、歌とかギターのパートを削除したりして、一応カラオケ
データは出来たんですが、再生する環境がないことに気づきました。(自爆)
購入したMIDIデータは、YAMAHA製ということでXGフォーマットということに後
で気づきました。音源としてはローランドのSC-88(GMフォマット)があるから
いいかと思っていたのが敗因でした。再生したところとぼけた演奏で脱力して
しまいました。orz
ネットで調べたらWindows7でも動作するXGフォーマット対応のソフトは"MidRadio
Player"くらいしかなく、そこから音源部を抜き出してVST対応のバッチを当て
て使う(ただし32bitOSのみ対応)という荒業くらいしかなさそうでした。
データにシンクロした状態での多重録音は諦めて、"MidRadio Player"で再生した
音をWAVに落とそうと考えて、アマゾンでStereoMixができるオーディオボードを
\960円(送料込み)で購入してカラオケを録音してみたんですが、妙に高いピッ
チに変換された謎の音色でしか録音できず、諦めました。後にそういう不具合が
報告されているのに気づきましたが、後の祭りです。
以前、XGフォーマットのデータの再生にS-YXG50という昔有料だったソフトシンセ
がいつのまにかフリーになっていたものを使っていたことを思い出し、嫁さんの
ノートPC(XP)を借りてきて、こっそりインストールして再生機としました。
S-YXG50のノイズフロアの高さにびびりつつ一旦アナログ化して録音し、めでたく
カラオケWAVが出来ました。ここまでで約1週間・・・。
次にカッティングギターとシングルノートギター、サックスソロの代わりのギター
ソロ、(歌えそうだったら歌も)などを重ねて遊ぼうと計画しました。
まず考えたのは、ベータやVHSのビデオを編集した際に使用した波形編集ソフト
"Audacity"に日頃継ぎっ放しにしているSound Blaster の"Easy Record"という
USBオーディオインターフェースを使って安直に多重録音しようとしたんですが、
プレイバックしてみると「異常にド下手!」ありえないくらいのもたり様で、
一瞬かなり凹みましたが、波形を拡大してみると非常に正確に遅れているので
オーディオインターフェースのレイテンシー(変換遅れ)によるもたりと気づき
波形をずらしてみるとなんとかいまいちながら普通に聞こえるようになりました。
ところがフェードアウトやレベル調整すると後半部分に強烈なデジタルノイズが
発生して使えないことがわかりました。複数トラックで録音再生すると駄目みた
いです。(ソフトが原因なのか?ハードが原因なのか?わかりません)
最後の手段として、昔会社で買ったUSBオーディオインターフェースのおまけで
付いて来たCubaseLE(バージョン1.1!!!!)をインストールして使うことにしまし
た。(笑)Midiエディタとして昔愛用していたとはいえ、DAWに進化したCubase
を使うのは初めてだったので設定に苦労しました。VoxのTonelab STをギターの
入力インターフェースにしようと接続して音が出るまで3時間もかかりました。
本当に最初からマニュアルを読むべきでしたね。(自爆)
あまり本格的に続ける意思が無いのでこれでOKですが、お金があったら新しいバ
ージョンのCubaseも使ってみたいものです。
2014年1月1日