【2006年7月8日】
※葛西臨海公園(8:50〜14:20)
到着時は干潮で、沖合いにも干潟が広がっていたが徐々に潮位が上がり冠水し始めた。最初に公園中央部を経由して西渚観察ポイントに向かい、午前11時頃から鳥類園で探鳥した。アマサギの小群が見られた他シギ・チドリ類もいくらか多くなってきていたが、特段変わったものは見られなかった。いただいた情報によると鳥類園ではヨシゴイ、ササゴイも見られたとのことであった他、7月4日にはコアオアシシギが目撃されたとのことであった。渚周辺は相変わらずカワウの大群の他、オオセグロカモメとウミネコが目立った。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 4羽(夏羽。西渚周辺に4羽が集結していたが、このうちの3羽は午前10時頃に渚間水路に進入してきて採餌した)
○コアジサシ 252羽(渚周辺。午前9時半頃のカウント数。西渚干潟や水路干潟にも飛来していた)
○ヒメアマツバメ 2羽(淡水池周辺。午後1時半頃に見られた。水面から水をすくい取っていると思われる行動が見られた)
○イワツバメ 2羽(公園中央部)
○アマサギ 6羽(完全な夏羽個体は2羽であったが、残りの個体も少ないながら橙黄色の飾り羽が見られた。淡水池周辺など。午前9時頃に東渚干潟内に舞い降りている小群6羽を見つけた。その後、沖合いの干潟に移動して干潟で採餌していた。午前10時半頃には5羽となって陸地側に飛び立ったが、淡水池の木立の樹冠部に揃って休止しているのを正午頃に確認できた。いただいた情報によると早朝にも淡水池付近にいたとのことであった。当地ではわたりの季節にはアマサギが比較的見られるが、通過や短時間の滞在のことが多い)
○コチドリ 6羽(汽水池)
○シロチドリ 8羽(西渚、東渚)
○メダイチドリ 1羽(西渚。成鳥夏羽と思われる個体。午前9時半頃にクリリ・クリリと鳴きながら単独で飛来した)
○ダイゼン 1羽(東渚)
○ソリハシシギ 2羽(東渚)
○オオソリハシシギ 1羽(東渚。♀タイプの個体)
○ダイシャクシギ 1羽(東渚。午前9時半頃に干潟内で採餌しているのを確認することができた。引き続き留まっているものと思われる)
○チュウシャクシギ 3羽(東渚、旧江戸川河口カキ礁付近)
○セイタカシギ 1羽(汽水池など。いただいた情報によると数日前に4羽の幼鳥を連れたペアが飛来したとのことであったが、本日は見られなかった)
○カワセミ 1羽(幼鳥。汽水池)
以上。
【2006年7月15日】
※葛西臨海公園(8:30〜13:20)
到着時は満潮を過ぎて干潟が広がり始めているところであった。公園中央部を経由して、まず西渚観察ポイントに回って渚周辺の探鳥を行ったが暑さがきびしく半時間ほどで切り上げ、その後は観察センター付近を中心に探鳥した。正午頃には都心で35度を超えていたとのことであったが、午後に入って徐々に雷雲が広がり始めたことから切り上げた。渚周辺は相変わらずカワウの大群にウミネコ、オオセグロカモメといったカモメ類が目立ったが、シギ・チドリ類も多くなってきているようであった。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 3羽(夏羽。水路周辺。船着場付近にも進入してきていた。2羽はペアのように思われる行動を行っていた)
○コアジサシ 52羽(渚周辺。午前11時頃のカウント数。西渚や水路干潟にも飛来していた)
○ヒメアマツバメ 1羽(淡水池周辺。午前10時頃に見られた)
○イワツバメ 1羽(観察センター周辺)
○カラシラサギ 1羽(東渚。夏羽と思われる個体。午前10時半頃に東渚内で見られたが、遠方であった。なお、いただいた情報によると、7月10日には西渚干潟内で成鳥夏羽が近距離で観察撮影されたとのことで映像を見させていただいた)
○コチドリ 4羽(汽水池付近など。幼鳥も確認できた)
○シロチドリ 7羽(西渚。午前9時頃に見れた)
○メダイチドリ 2羽(東渚。遠方であった)
○キアシシギ 約10羽(東渚。遠方にも識別困難な個体が10羽以上見られた)
○ダイシャクシギ 1羽(東渚。午前9時頃に見れた)
○チュウシャクシギ 2羽(東渚)
○コムクドリ 4羽(観察センター付近。成鳥♂2羽の他幼鳥と思われる1羽も確認できた。いただいた情報によると7月9日頃から見られているとのことで、最大20羽近くが見られているとのことであった)
以上。
【2006年7月16日】
※船橋三番瀬海浜公園(7:10〜9:50)
到着時は満潮で、多くの水鳥達は堤防上などで休んでいた。しかしながら、シギ・チドリ類の姿は多くはなかった。また、アジサシ類もコアジサシ以外は確認できなかった。カモメ類は貝殻島付近や堤防上にオオセグロカモメの若鳥が目立った。少し変わったところでは、越夏中のハジロカイツブリ、シノリガモが見られた。また、午前8時半頃のカワウの大群による漁は壮観であった。午前9時半を過ぎて干潟が広がり始めても、シギ・チドリ類の飛来がなかったことから切り上げた。主なものは次のとおり。
○ハジロカイツブリ 1羽(夏羽個体。盛んに潜水しては細長い何かの幼魚と思われるものを採食していた)
○シノリガモ 1羽(♀1羽。越夏中と思われる個体。スズガモ3羽とともに行動していた。羽ばたいた際に、左側翼の風切が欠損しているのを確認した。2003年8月2日から、我々も時折確認している損傷個体で、今夏もスズガモ越夏群とともに過ごしているのではないかと思われる)
○コアジサシ 522羽(午前7時半頃のカウント数。堤防上に降りたり、堤防内水面で集団で採餌行動を取っていた)
○ミヤコドリ 12羽(貝殻島周辺にやや散らばって休んでいた。越夏個体群と思われる)
○コチドリ 1羽(後背地)
○シロチドリ 2羽(堤防上)
○メダイチドリ 16羽(堤防上。一時的に干潟周辺にも飛来したが、舞い降りることはなく戻った)
○ダイゼン 16羽(堤防上など。棒杭上で休んでいる個体も見られた。確認できた範囲では若鳥からなる越夏個体群のようであった)
○ソリハシシギ 3羽(正面干潟。午前8時半頃に飛来した)
○キョウジョシギ 1羽(貝殻島付近)
○キアシシギ 2羽(堤防上)
○チュウシャクシギ 28羽(堤防上など。航行船舶に驚いて飛び立った4羽の群が正面干潟付近にも飛来した)
※葛西臨海公園(10:50〜13:50)
到着時は干潟がさらに広がり始めているところであった。最初に西渚観察ポイント付近に向かい渚周辺の探鳥を行ったが、一時的な降雨があったことから早めに切り上げ鳥類園に回った。渚周辺でズグロカモメを確認したが、カラシラサギは確認できなかった。鳥類園では引き続きコムクドリを見ることができた。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 3羽(夏羽。水路周辺。船着場付近にまで進入している個体も見られた)
○ズグロカモメ 1羽(若鳥と思われる個体。午前11時過ぎに東渚干潟上を飛翔しては急降下を繰り返していた。翼下面のパターンを確認できた。湾岸フィールドでは、近年夏季にもズグロカモメが見られることがあり、2004年には1羽が7〜8月も当地で連続的に見られた)
○コアジサシ 42羽(渚周辺。午前11時頃のカウント数。西渚干潟や水路干潟にも飛来していた)
○ヒメアマツバメ 2羽(淡水池周辺。午後1時半頃に淡水池周辺を低空で飛び回っているのが見られた)
○コチドリ 2羽(汽水池、水路周辺)
○シロチドリ 6羽(東渚など)
○メダイチドリ 7羽(東渚。一時的に西渚上空にも飛来した)
○ソリハシシギ 2羽(東渚など)
○キアシシギ 1羽(東渚)
○ダイシャクシギ 1羽(東渚。飛翔している姿を確認できた)
○チュウシャクシギ 7羽(東渚の他、汽水池にも飛来して盛んにカニを採食していた)
○セイタカシギ 1羽(淡水池)
○コムクドリ 8羽(観察センター付近。正午過ぎに8羽の群れが淡水池側から観察センター東南の竹林に飛来した。♂3羽が確認できた)
以上。
【2006年7月17日】
※葛西臨海公園(6:50〜11:50)
到着時は満潮に向かって潮位が上がり始めているところであった。午前9時頃が満潮であったが、小潮のため少しの干潟は残った。午前8時頃からはまとまった降雨があり、その後も不安定な天候であったことから、西渚観察ポイントからの渚周辺の探鳥は行わず、船着場やクリスタルビューからの探鳥に切り替えた。アオアシシギが見られたものの、基本的には昨日と同様であった。なお、淡水池でオナガガモの、水路でマガモの♂エクリプス個体が見られた。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 4羽(夏羽。船着場から東西渚間水路にかけて、やや散らばって行動していた)
○ズグロカモメ 1羽(若鳥。午前7時半頃に東渚から水路上空を飛翔して船着場付近に飛来したが、舞い降りたりすることはなく、そのまま東渚に去った。その後も、3回ほど東渚干潟上を飛翔しているのを見ることができた他、午前10時半頃にはクリスタルビューから、東渚中央島北側の干潟で休んでいるのを確認できた)
○コアジサシ 36羽(渚周辺。午前10時半頃のカウント数。西渚や水路周辺にも飛来していた)
○ヒメアマツバメ 2羽(淡水池周辺。午前11時頃に観察センター付近を舞浜方面に飛翔するのが見られた)
○イワツバメ 1羽(観察センター付近。午前11時過ぎに見られた)
○コチドリ 6羽(汽水池など。幼鳥2羽も確認できた)
○シロチドリ 4羽(東渚)
○メダイチドリ 2羽(東渚)
○ソリハシシギ 1羽(東渚)
○キョウジョシギ 1羽(東渚。水浴するのが確認できた)
○アオアシシギ 1羽(汽水池。成鳥夏羽と思われる個体。擬岩付近で見られた)
○オオソリハシシギ 1羽(東渚。♀タイプ)
○ダイシャクシギ 1羽(又は2羽。東渚。飛翔している姿を確認できた)
○チュウシャクシギ 12羽(東渚。12羽の群が集団で移動しては堤防付近で採餌行動を取っているようであった。なお、他に2羽で行動している群以外の個体も見られたので、もっといたものと思われる)
○セイタカシギ 1羽(汽水池)
○コムクドリ 8羽(汽水池周辺。午前9時頃に汽水池南側のニセアカシアの樹林地に小群が飛来した。樹冠部に♂3羽を含む6羽が休んでいるのが見られた)
以上。
【2006年7月22日】
※葛西臨海公園(9:10〜14:10)
到着時は干潮を過ぎて徐々に潮位が上がり始めているところであった。到着直後は沖合いにも干潟が広がっていたが、午前10時頃には渚周辺に水鳥達が集まってきた。最初に西渚観察ポイントに向かい、正午頃まで留まって、その後鳥類園で探鳥した。シギ・チドリ類が多くなってきていたのに加え、クロハラアジサシ類も見られた。しかしながら、カラシラサギは見つけることはできなかった。なお、今季初めてヨシゴイを視認することができた。また、汽水池では、当地で繁殖したのではないかと思われるゴイサギ幼鳥4羽も見られた。このところの大雨で渚周辺は流木や漂流物が多かった。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 3羽(夏羽。西渚周辺)
○ズグロカモメ 1羽(若鳥。午前10時過ぎに東渚干潟上に舞い降りているのが確認できた。潮溜まりで水浴した。余り飛び回ることはせず、干潟上を歩き回っているのが目に付いた。最短で約150mくらいの距離があった。7月16日に確認した個体が引き続き留まっているものと思われる)
○クロハラアジサシ 3羽(又は4羽。いずれも成鳥夏羽と思われる個体。渚周辺。午前10時半頃に1羽が西渚内の漂流物上に休止しているのを見つけた。この個体は、その後飛び立ち西渚沖合いで採餌行動を取った後沖杭上に休止した。また、午前11時半頃には東渚のコアジサシ群中に3羽を確認した。この3羽は午後1時過ぎまでコアジサシとともに上空を舞ったりしているのが見られた)
○ハジロクロハラアジサシ 2羽(若鳥と思われる個体。午前11時頃に東渚のコアジサシ群が舞い上がった際に、混じっているのが確認できた。しばらくコアジサシとともに上空を舞っていたが、その後旧江戸川河口から舞浜沖に向かった。断定するにはやや遠方であった)
○コアジサシ 約650羽(渚周辺。正午頃のカウント数。正午頃には東渚干潟に632羽が集結していた。西渚や水路周辺にも飛来していた。また幼鳥もかなり混じっており、西渚でも6羽の幼鳥を確認したことから、繁殖場所からの移動・集結が始まっているものと思われた)
○ミサゴ 1羽(渚周辺。♀と思われる個体。午前10時過ぎに東渚沖合いの棒杭上で魚を採食しているのを見たが、午後2時頃には旧江戸川河口で再び魚を採食していた)
○ヒメアマツバメ 2羽(淡水池周辺。正午過ぎに見られた)
○ヨシゴイ 1羽(淡水池南側。正午頃に東渚アシ原から水路を越えて淡水池に飛来する個体を見ることができた。淡水池南側のアシ・ガマの繁茂している周辺に入ったが、休止している姿を見つけることはできなかった。今季は造巣しているのも見られているが、我々は今季初認であった)
○コチドリ 9羽(東渚、汽水池)
○シロチドリ 12羽(西渚など)
○メダイチドリ 5羽(夏羽個体。西渚など)
○トウネン 1羽(成鳥夏羽。西渚)
○ソリハシシギ 12羽(東渚、西渚)
○キョウジョシギ 2羽(東渚)
○アカアシシギ 1羽(東渚。夏羽と思われる個体。午前10時頃に干潟に出てきているのが見られた。約200mの距離があったがよく鳴いていた)
○アオアシシギ 2羽(東渚など。午前10時頃に東渚内で1羽が見られたが、午後2時頃に水路上を鳴きながら汽水池方面に移動する2羽を視認した)
○キアシシギ 11羽(渚周辺、汽水池。カキ礁などにも飛来していた。もっといたものと思われる)
○オオソリハシシギ 4羽(東渚。♂成鳥タイプも混じっていた)
○ダイシャクシギ 2羽(東渚。同時に確認できた)
○チュウシャクシギ 15羽(東渚、汽水池など)
○セイタカシギ 2羽(又は4羽。渚周辺、汽水池)
○コムクドリ 4羽(汽水池周辺。正午過ぎに汽水池南側のサクラに小群が飛来し、竹林周辺を飛び回っていた)
以上。
【2006年7月29日】
※葛西臨海公園(8:30〜12:50)
到着時は満潮を過ぎて徐々に干潟が広がり始めているところであった。最初に公園中央部を経由して西渚観察ポイントに向かい、午前10時半過ぎまで留まり、その後鳥類園で探鳥した。渚周辺の鳥相には大きな変化はなかったが、ウミネコの個体数がさらに多くなってきていた。なお、今季初めてクマゼミの鳴き声を聞くことができた。また、マガモのエクリプスの他、コガモも見られた。主なものは次のとおり。
○カンムリカイツブリ 3羽(夏羽。西渚周辺)
○ズグロカモメ 1羽(若鳥。午前9時頃に東渚干潟上を時折飛び回っているのが確認できた。午前11時半頃には旧江戸川河口のカキ礁に飛来しているのが見られた)
○クロハラアジサシ 1羽(成鳥夏羽と思われる個体。東渚。午前10時半頃に東渚干潟上のコアジサシ群中にいるのが確認できた。コアジサシとともに上空を舞ったりしていた)
○ハジロクロハラアジサシ 2羽(若鳥と思われる個体。西渚。午前9時過ぎに西渚の浅水域で採餌行動を取っているのが見られた。その後は東渚方面に去った)
○アジサシ 6羽(成鳥と思われる個体。渚周辺を舞ったり、コアジサシ群中で休んだりしていた)
○コアジサシ 約350羽(渚周辺。午前10時頃のカウント数。幼鳥もかなり見られた。干潟の広がりとともに集結してきた)
○ミサゴ 1羽(午前11時頃から沖杭に休止しているのが見られた)
○チュウサギ 1羽(西渚草地)
○コチドリ 2羽(水路付近など)
○シロチドリ 6羽(西渚など)
○メダイチドリ 22羽(夏羽個体。東渚など)
○ダイゼン 1羽(東渚)
○トウネン 1羽(東渚)
○ソリハシシギ 1羽(汽水池)
○キョウジョシギ 7羽(西渚など)
○アオアシシギ 5羽(汽水池、東渚)
○キアシシギ 11羽(汽水池、渚周辺など)
○オオソリハシシギ 3羽(東渚)
○ダイシャクシギ 1羽(東渚)
○ホウロクシギ 1羽(東渚)
○チュウシャクシギ 16羽(東渚、汽水池など)
○セイタカシギ 7羽(汽水池、東渚。汽水池では幼鳥3羽を連れたペアが飛来していた)
○カワセミ 1羽(汽水池)
○コムクドリ 10羽(汽水池周辺。午前11時頃から汽水池南側の竹林やニセアカシアの木立に群で飛来したり移動したりしていた。観察できた限りでは若い個体の群のようであった)
以上。
【2006年7月30日】
※船橋三番瀬海浜公園(8:10〜10:50)
到着時は満潮で、多くの水鳥達は堤防上などで休んでいた。その後、午前9時半頃から干潟が広がり始め、シギ・チドリ類やアジサシ類が市川側干潟に舞い降りてきた。シギ・チドリ類、アジサシ類ともに多くなってきているようであった。カモメ類は貝殻島付近や堤防上にオオセグロカモメの若鳥が目立った他、頭部の黒いユリカモメも見られた。オオメダイチドリ、ハジロクロハラアジサシが見られたが、他には特に変わったものは見られなかった。主なものは次のとおり。
○ハジロカイツブリ 1羽(夏羽個体。スズガモ群中)
○ハジロクロハラアジサシ 6羽(いずれも若鳥と思われる個体。午前9時過ぎに堤防上のコアジサシ群中に6羽の群が飛来した。午前9時半過ぎには市川塩浜方面に移動したが、午前10時頃には最大5羽が市川側干潟のコアジサシ群中に再び現れた。メダイチドリの捕らえたゴカイを盛んに横取りしているのが観察できた)
○アジサシ 4羽(市川側干潟など)
○コアジサシ 約850羽(午前9時頃の堤防上に集結していたカウント数は418羽であったが、午前10時過ぎに市川側干潟に集結した際は数が多くなってきていた)
○トビ 2羽(市川側干潟など。1羽は干潟に舞い降りた。北方向に飛び去った)
○ミヤコドリ 8羽(堤防上。観察時間中は干潟には飛来しなかった)
○シロチドリ 12羽(市川側干潟)
○メダイチドリ 214羽(午前8時半頃の堤防上に集結していた際のカウント数は194羽であったが、市川側干潟周辺に飛来した際にはさらに多くなっていた。ほとんどが夏羽から換羽中と思われる個体であった)
○オオメダイチドリ 1羽(成鳥冬羽と思われる個体。堤防上や干潟上で、メダイチドリ群中に見られた)
○ダイゼン 26羽(堤防上など。多くは若鳥からなる越夏個体群のようであったが、成鳥夏羽個体も6羽前後見られた)
○トウネン 56羽(市川側干潟など。ほとんどが夏羽から換羽中と思われる個体であった)
○ハマシギ 1羽(成鳥夏羽。堤防上など)
○ミユビシギ 16羽(堤防上など。夏羽から換羽中の個体が多かった)
○ソリハシシギ 1羽(市川側干潟)
○キョウジョシギ 46羽(堤防上など)
○アオアシシギ 1羽(堤防付近。午前9時頃に鳴きながら飛来したが、干潟や堤防に舞い降りることはなく、飛び去った)
○キアシシギ 20羽(市川側干潟など)
○オオソリハシシギ 3羽(堤防上、市川側干潟)
○チュウシャクシギ 5羽(堤防上など)
以上。
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