Word The Damage
やんぐの衛生日記 | 壊れ物たち

LivePicture

あっ。ライブピクチャーが壊れた。開発を中止するらしい。
がーん。
しかし、私はそれを持っていない。
LivePicture Overdrive1.0を持っているだけだ。
LivePicture Overdriveとはなにか。
それはLivePictureの廉価版で、日本語版も、1.0以上のバージョンも存在しない幻のソフトである。
だがその後開発が継続されることなく、廉価版みたいなものとして別のソフトを発売した。
こういう姿勢でよいのであろうか。否。
お客はソフトを買うとき、物を買うのではなく方法を導入するのである。
どうも、最初に60万円で売り出してその後アホみたいな値下げをしたLivePictureの販売の仕方といい、何かがでたらめだったような気がする。
技術の高さに天狗になってたのだろうか。
確かに、LivePictureを知ってる人なら知っているが、あのソフトはすごい。レイヤーといい巨大ブラシといい、ピクセル単位のせこい画像処理しかしていない者どもに衝撃を与えたのは確実だ。
しかしPhotoshopがレイヤー機能と16bit編集機能を頂戴してからというもの、どんどん存在価値が下がってきたように思う。「まだあったのか」と思ってる人だっているかも知れない。実際、Photoshopのパクリかたは優れていた。
やはりパクる以上はオリジナルを越えないとね。
それにしてもLivePictureがなくなるというのはなんとも残念なことだ。
で、あの素晴らしく大胆な描画の技術は、どこかが買い取って面倒みるのだろうか。どうだろうか。
結論。未だLivePictureは必要である。

 


アップル製のソフトウェアいくつか

 あらというソフトがあって、これはアップル製のリモートアクセスというソフトウェアだが、アップル製のソフトを購入した人は災いだ。
 民間ソフト会社みたいにアップグレードの案内などが一切来ないので、知らぬ間にバージョンアップして知らぬ間にアップグレードサービスを開始して知らぬ間に終了するのである。
 そうでない場合は一代きりで販売が終了する。
 ARAのほか、ハード診断ソフトなどがそうだ。
 馬鹿馬鹿しいのである。
 そういうわけでQuickTimeVRのオーサリングソフトも、欲しいけど我慢することにする。

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 初心者は何でもダブルクリックするのでちょっとおかしい。クローズボックスやダイアログのOKボタンをダブルクリックしてしまうのである。「クリック→開く」のショートカットであるという認識がないようだ。
 基本がクリックであることを理解する最初の手掛かりであった「Macintosh basic」をちゃんとやっていないのである。
 と、思ったらそもそも「Macintosh basic」が付属していないらしい。
 そんなことでいいのだろうか。
 アップルのサイトからダウンロードもできないらしいし、多分存在を消されてしまったのだろう。
 あのややこしくて一貫性がなくてMacの良さをぶちこわして初心者を混乱させる「何とかアシスタント」やデスクトップの「WWW」や「メール」よりは相当に有意義で必要なソフト(スタック)だと思うんだがなあ。

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 CyberDogは誰が何と言おうと使いやすくて優れたソフトウェアだ。
しかしアップルジャパンのサイトにあるCyberDog1.2.1はあれはちょっっとどうしようもない。バージョン2を使うべきであるが、あろうことかそのCyberDog2jは現在手に入らない。「MacOS8」にしか入っていないのである。「8.1」にはすでに含まれていない。
 これはどういう意味か。多分、「なかったことにしよう」というわけである(ちなみに英語版はAppleのサイトから入手可能)←(現在はどこからも入手不可能98.12)
 iMacを購入した友人の何人かはCyberDogを使いたがっている。

「Macintosh basic」と「CyberDog2j」は、アップルが廃棄したソフトであると見なす。手に入れたい人には私が渡します。