対談テーマ:リボン
王天君
本が出たから対談だ。仕事してんじゃねーよ。
聞仲
もうじき決算なのだ。うむ、しかしちゃんと本が出たな。一時はどうなるかと思ったぞ。
王天君
ケッ、うるせーよ。だいたいテメーは何なんだよ、あぁ? 相変わらずダセー小説だらだら書きやがって。
聞仲
私が大枚書いたらこの本は出せたような物だぞ! 決算期だというのに〆切2週間前に指令を受け取ってあれだけ書いたのだ。感謝して然るべきだろう!
王天君
聞ちゃんよぉ、自分で書いたモン読み返したか? お前散々「リボンだからといって、飛虎が自分にリボンを結び、「自分をプレゼント」なんてダセーもんは書かねぇ」とか言ってたくせに、テメェの書いたモンは結局「俺をプレゼント」だったじゃねぇかよ。
聞仲
なっ、何だと!! お前みたいに自分でテーマを決めたくせに途中で飽きて断筆するような奴にそんなことを言われる筋合いはない!!
王天君
違う! そろそろ続きを書こうと思って原稿探したらどこにもなかったんだ!! 俺様のケッサクを勝手にダセー小説に書きかえやがって!!!
聞仲
貴様〆切が1月3日だということを忘れてないか? 12月31日の時点でほかしてあって、貴様に全く書く気配がなければ、私が書くしかないだろう! 落とすよりマシだ!!
王天君
その気になりゃあんなもん1日で書けるんだよ!! 〆切だって新幹線で直接入稿すりゃ4日で問題ねーんだ!!
聞仲
国民の血税を何だと思っている!! そんな無駄遣いができるか!!(血税だったのか……!!)
王天君
んなケチくせー事言ってるから、武成王に逃げられんだよ。
聞仲
貴様……!!!
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
(聞太師、御乱心により禁鞭を振り回しているため対談終了)