2003/09/06

 くすのき祭一日目の日であるが、週日中の疲れが取れないので、必要最低限の家事を片付けるだけして一日ごろごろする。
 夜、実家で夕食を取った後に久方ぶりに鳥人間コンテストを見る。
 人力飛行機部門の優勝チームの飛距離は35km超。
 ほとんど琵琶湖を横断する勢いで、安全上、琵琶湖大橋の下をくぐり抜けることができないため、やむを得ず自発的に着水。
 パイロットも、もったいないよお、と言っていたが、まだまだ余力が残っていたのが見えていただけに残念な結果であった。
 昔、私が毎年この番組を見ていた頃は2〜3km飛べば優勝だったものなので、この参加チームのレベルアップぶりには感嘆させられるばかりであった。

2003/09/07

 朝方からMLにてくすのき祭の様子が知らされてくる。
 川越高校前の道が通行止めになったとか、午前9時半の時点で水泳部のシンクロの整理券が4500枚はけていたとか……。
 どうやらウォーターボーイズのドラマが放映されているせいで、例年を遙かに越える見物客が押し寄せているらしい。
 私は相変わらず疲れも取れないし、今年は諸事情からOBでも部室棟に入れなくなったということなので参加をパスすることにして一日寝ていた。
 疲れが溜まっていたのか昼過ぎから夕方までぐっすり。極楽極楽。

2003/09/14

 ネットで関東南部大地震の予想の話を読んだため、防災用品の買い出しに出かける。
 予想を信じたというわけではないが、用意しておいても困る物ではないし、良い機会だから揃えておいても良いだろうという程度の心づもりである。
 防災セットのようなものが売っていないかと思って、近場のDIYショップであるセキチューに行ってみたが、防災用品は扱っていないとのこと。仕方がないので2chの地震スレッドの情報を元に、ドアをこじ開けるためのバール、笛、懐中電灯、包帯、消毒薬、非常食、水などを揃え、アウトドア用の背負い袋に納めておいた。
 とりあえずの用意はできたので、後は日常的に気を遣うだけである。尤も、これが一番大変らしいのだが(^_^;)

2003/09/20

 関東南部大地震の噂が収まってきたように思えたこの日、比較的大きな地震が来た。
 震度3〜4程度のもので普段なら大きいと思えるものだが、心構えができていたせいか、逆に小さく感じて拍子抜けしてしまった(^_^;)
 前震の可能性も考えてドアを開ける程度のことはしておいたが、その後これといった地震もなく、無事に一日が終了。何もなくて何よりである。
 予想とは震源地が若干違ったが、ともあれ、これも予想成功と言って良いのかもしれない。
 将来的に電磁波観測によって地震予知ができるようになるのであれば、今回のことは大きな一歩といえるのかも、と思った。

2003/09/21

 約束していた通り、みみんの引っ越しの手伝いに出かける。
 この日の顔ぶれは私とみみんとTの三人。
 折悪しく台風が来ているとのことで、必然的に雨中での作業となり、以前、自分の引っ越しの時に買っておいた雨合羽が大いに役立つことになった。
 大型電化製品を濡らすのはまずかろうということで、この日は冷蔵庫、洗濯機、TV、クーラーなどの運び出しはあきらめ、小型の電化製品や食器棚、本棚などの運び出しを行うこととなる。
 引っ越し先が同じ市内ということもあり、運搬車が小型ワゴン二台と容量的に厳しい状況でもそこそこのペースで荷物を運ぶことができた。
 少々驚いたのは食器の多さ。みみん曰く、普通だろ、とのことであるが、私の家の10倍くらいの量はあった。女持ちだと妙なところで荷物が増えるものだと変な感心をしてしまった(笑)
 尤も、引っ越し作業がすべて順調にいったのかといえばそうでもなく、みみんが借り出してきたワゴン車のバッテリー不調には(みみんが)泣かされた。
 不調の原因はエンジンと発電器を繋ぐベルトの緩み。このためにバッテリーの充電ができなくなっていたのだ。
 おかげさまで一度エンジンを止めると一々別の車とケーブルを繋いでセルを回す羽目に(^_^;)
 引っ越しが一段落しみみんがワゴン車を返しに行っている間に、みみんの新居でみみんの彼女と一緒に服の片づけなどしていたのだが、これが意外に難事業。
 若い女性の服というものは予想以上にひらひらが多く(PINKHOUSE系のも混じっていたため)どちらが上だか下だか良く分からないことも(^_^;) 上下を見際めてハンガーに掛けるだけでも一苦労である。
 まあその代わり、女性の服の構造というものが少し分かったので、絵描き的には収穫であった。
 着物の服の肩の線は実際の肩の位置には来ないとか(これはある程度理解していた)メイド服のスカートの下にはスカートを膨らませるひらひらの衣装があるとか(全く知らんかった)。「シスプリ」とか、「北へ…」のコスプレ衣装とかも見せてもらったのだが、こちらは両方とも原作を知らないのでよく分からず(笑)
 なんだかんだで引っ越し作業が片づいて家に帰ったのは9時前。
 大物はなかったものの時間的に長い作業ではあった。

2003/09/26

 この日、北海道で大地震があった。
 2chの地震スレに、25日か26日に、東北方面で大規模な地震があるという予測スレッドがあったが、この予測が的中した形だ。
 この予測は民間の研究所と行徳高校の部活の二カ所が出していたものらしいが、電波、電磁波の変化による地震予測がまた当たったということで注目に値するであろう。
 この予測方式はギリシアなどでも実績を上げているものらしいが、日本の公共機関に勤める学者達は、まともに予測のできた試しのない旧来の方式に固執して、この方式をてんから無視しているらしい。こういった事項に関して権威だとか派閥だとかにこだわるのは愚の骨頂であるのに……情けない話である。

2003/09/27

 朝方、予約しておいたローソン予約限定のGUNDAM EVOLVEのDVDを取りに行ってきた。
 GUNDAM EVOLVEとは次世代の映像研究のために作られたGUNDAMネタの(CG中心の)ムービー集で、これまでPGガンダムMk2やHGUCデンドロビウムなど1万円を超える価格のプラモデルにおまけとして同梱されていたりしたものである。
 CGムービーとしてのクオリティはかなり高く、映像の造りの方もオフィシャルなものだけにガンダムマニアも満足の出来。
 以前から一つにまとまらないかと思っていただけに、今回の発売は嬉しい限りである。
 劇場版ターンA公開時にTSUTAYAで無料レンタルされていた宣伝用ビデオにも、GUNDAM EVOLVE1〜3の抜粋版が収録されていたりはしたのだが、抜粋版は所詮抜粋版でしかないわけで……。
 これで富士急ハイランドのガンダムライドの映像も収録されていたら完璧だったのだがさすがにそれは無理だったようだ(笑)

 以下、各短編の感想。
EVOLVE1
 この一編だけセルアニメとなっている。
 内容はレンタル版とほぼ同じ。
 で、内容であるがはっきり言ってつまらない。昔のフィルムを単純に継ぎ接ぎして一部新作アニメを追加した程度の物。新作部分の作画レベルも低く、見るべきものが何もない。

EVOLVE2
 これ以降はすべて3DCGアニメ。
 レンタル版とは比べ物にならない長さと密度の映像となっている。
 元々、非常に高価なプラモデルであるPGガンダムMK2に付属していたビデオだけあって、実にマニアックな内容。正直、グレートメカニクスに昔載っていた解説を読んでいなかったら何がなにやら分からなかっただろう。
 個人的にはAMBACを利用した機動を映像として見せてもらっただけでも価値を感じる。

EVOLVE3
 レンタル版では単にゴッドガンダムとシャイニングガンダムが戦うだけの退屈なクリップであったが、この正規版ではドモンとレインの会話(痴話喧嘩)が入っているため、ぐっと面白くなった感じ。
 レンタル版より尺自体も長めになっており、特にラストの「馬鹿」「浮気者」などの落書きのされたゴッドガンダムの映像は必見(笑)

EVOLVE4
 EVOLVE2同様、極めて高価なプラモデルであるHGUCデンドロビウムに付属していた映像。
 何はともあれ、デンドロビウムは格好良いと素直に感じさせてくれる内容となっている。
 EVOLVE2に比べてマニアックさが減った分、娯楽要素が充実したという感じである。

EVOLVE5
 このDVDで初公開となるEVOLVEの最新作。
 逆襲のシャアをベースにアムロとクェスの戦闘、そして原作とは異なるクェスとハサウェイのハッピーエンドを描いている。
 これを見た兄曰く、アニパロ漫画家時代のゆうきまさみが描いた発動編がなくなるイデオン(ベスの説得でドバとカララが和解して終わり)みたいだ、とのことであったが、まさにそんな感じである(笑)
 映像に関しては何も言うことがない。
 EVOLVE2〜4と異なり、このEVOLVE5ではレンダリング手法としてトゥーンシェーディングが使用されているのだが、これが極めて美しい。
 トゥーンシェーディングと言えば、出来損ないの手描き絵のような汚い絵、という印象が強かったのだが、EVOLVE5のそれはこれまでのものとはまさに天と地の差を見せている。
 プロのイラストレーターが描いた精密なメカイラストと同等のものを自在に動かしてしまうのだ。正直、その映像の美しさには度肝を抜かれてしまった。
 これを見るためだけでもこのDVDを買う価値があるというものである。

2003/09/28

 中目黒駅前の書店で「てんちょおのワタナベさん」という四コマ漫画を買ってきた。
 キャラクタの絵柄は可愛らしい系。
 どこかで見た絵柄だと思って調べてみたところ、作者は、以前、私がイベントで見かけて購入したことのある四コマ同人誌の作者と同じ人であった。
 見た目から小学生に間違えられるパソコンショップの店長を主人公とした漫画ということで、ネタ的にはかなりマニアック。
 PC系のネタの方ならともかく、PocketPostPet(*)がCE化されているのがオチという四コマなどはどの程度の数の人が理解できるのやら(^_^;)
 正直、全般的に見てネタにパワーが足りないし、価格自体もこの手の四コマ漫画の単行本としては割高(800円台)なので、一般人にはあまりお勧めできない漫画ではあった。

 余談ではあるが、この日、同時に竹本泉の「てけてけマイハート」という漫画も購入。 こちらも見た目から中学生に間違えられる女性が主人公という漫画だったため、妙なシンクロを感じてしまった(笑)
 
(*)
 数年前、DoCoMoが発売していたキーボード付き携帯メール端末。
 ソフトをちょっといじるだけで簡単にWindowsCE搭載のHandheldPCに改造できる上、あちこちで値崩れして投げ売りされていたため一部で人気があった。

2003/09/29

 兄が実家に置いていった本を近日中(早ければ明日にも)に処分するというので、めぼしいものを選り出してきた。
 その内の「夜の燈火と日向のにおい」という漫画が結構私のツボに入った。
 女子高生の幽霊を主人公とした漫画で、青年誌掲載の漫画らしく序盤はエッチなシーンが見受けられたが、徐々にまったりした私好みのほのぼの話になる。
 ネットで調べてみたところ、連載自体は先月終了しているおり、既刊が7冊、新刊が10月に1冊予定されているらしい。巻数もさして多くないことであるし、足りない分を集めてみようかという気分になった。

戻る