2001/08/04

 Tと共に、恒例の七夕祭り見物に出かける。
 例年だときっかり8月7、8日の両日に行われていたのだが、今年は土日に合わせてきたようである。平日に動きの取れない勤め人にとってはありがたいことだ。
 特に由緒のある祭りではないが、規模だけはかなり大きく、1〜2kmほどにわたり屋台が出たりするため、屋台を見て毎年の傾向を確認するのも楽しいものである。
 今年、目に付いたのは風船人形の大型化とクレープ屋台の登場といったところである。一時期かなりの勢力をほこったカチワリ屋台はかなり数を減らし、その分、かき氷屋台が勢力を盛り返していた。また、かき氷のシロップかけ放題はもはやデフォルトと化したようである。
 そんなことを検証しながらTと共にそぞろ歩きをし、公民館前の駐車場に出展した交通安全協会(?)の出店で抹茶水を飲み、馴染みの店でかき氷を食べ、ブックオフを覗きと気ままな見物を楽しんだ。
 その後は、購入したばかりの銀河鉄道999劇場版DVDBOXをTの部屋で観賞し、やはり松本漫画は良いなあ、などと感想を言い合った。

2001/08/05

 昼過ぎまでは溜まっていたメールや掲示板へのレス書き。
 昼過ぎからはFにPSOのアイテム移動を手伝ってもらい、その後、軽く冒険をする。
 その後は再び七夕祭りに出かけてそぞろ歩きをする。なんだかんだ言って、私は祭りの雰囲気というものがかなり好きなようである。母には父親似だと言われるが……。

2001/08/10

 有明漫画祭り一日目。
 いろいろと事情があって急にサークルチケットが手に入ることになったので、早起きをして家を出立し、8時前には国際展示場駅に到着する。
 到着後、チケットを分けてくれることになっているけーあいえすさんと連絡を取ろうとするが、電波状態が悪いのか先方の携帯に着信が行えず、かなりやきもきさせられる。
 委託先のサークルの代表であるどんかまちょさんも巻き込んだどたばたの末、何とか合流には成功したが、時刻は既に9時5分前、サークル入場締め切りの寸前となっていた。危ない、危ない。
 サークルスペース到着後、オリカシートの袋詰めをちょっとばかり手伝い、その後、近在のオリカサークルへと挨拶周り。
 開会後に人気の同人ゲームソフト『月姫』のファンディスクである『歌月十夜』の列に並び、その後、PDA系、X68k(SFXVI)系、ファンタシースター系などの知り合いのサークルへと挨拶周り。……何か挨拶周りばかりしていたようであるが、実際、その通りである(笑)
 委託先のサークルの方はなかなか盛況であったようで、私の委託した『成恵の世界』シートも二十程度は出たようであった。ジャンルのマイナーさと旧作であることから考えると結構健闘した方であろう。
 閉会後は委託先サークルの人達と食事でも……と考えていたのだが、都合の合わない人もいるようであったため今回は断念。サークルスペースに挨拶に来てくれていた友さんと食事をしてから帰宅した。

2001/08/11

 休養日。
 溜まっていたビデオを見ながら、掲示板やメールへにレスなどを行う。
 VGAザウルス用のコミケカタログビューアがここに来て更にバージョンアップ。実に精力的な開発ペースに感心する。

2001/08/12

 有明漫画祭り三日目。
 一般入場ということで、あまり入場待ちの列に並ばされるのも嫌だったので9時に家を出ることにする。
 会場到着は11時過ぎ。まだ入場待ちの列自体は存在するものの、さほどのものではなく、12時前には会場に入ることができた。
 その後は一日目同様挨拶周りの嵐。東館から始めて西館の方にも挨拶に行く予定であったが、人波に遮られたため断念。会場近くのファーストフード店にて遅めの昼食を取ってから帰宅した。
 この日、印象に残ったのは、以前、コミケスタッフをしていたことがあるという知り合いの、名前は異なるが実質上は同じサークルが二日分受かっているのが納得行かないという話。オリカ関係でもいくつかそういうサークルがあるのだが、確かに落選した何万というサークルの人にとってみれば我慢のできないところであろう。
 とはいえ、参加希望サークルの数を考えると、申請時にサークル名、代表者名など変えてこられたら対処できないのが実状であろうし、どうしようもないことではあるのだが……。

2001/08/17

 ふと気づくと、日常生活の中で絵描きの視点でものを見ていることがある。
 清々しく晴れ渡った青空を眺めながら空の青の色合いを確認したり、ひび入り老朽化したビルを見ながらこの壁を描くにはどんな技法を使ったら良いかと考えたり……。
 そういった傾向が特に際だつのは水泳に出かけたときである。
 プールサイドにたむろする人々を個々に観察する、とまあ、この程度なら絵描きならぬ人でもするであろうが、絵描きはそれに加えて個々人の体格のバランスや筋肉の付き方などまで観察してしまう。
 プールサイドは勿論、プール内でも前を泳ぐ人の足の動き、筋肉に伸縮の様子とかを観察してしまうのだ。尤も、私程度の腕ではその観察結果を有効に活用することはできないのだが……。
 そういった絵描き的な視点で、これはすばらしい素材だと太鼓判を押せたのは数年前に引退した横綱若の花である。
 特に関脇、大関時代の若の花の下半身は絶品で、脂肪の付き方が少なかったため、足の筋肉の動きやねじれ具合が皮膚の上からでも手に取るように観察できたものだ。
 今となっては繰り言にしかならないが、何故、あの頃の若の花の取り組みをビデオに録画しておかなかったのかと悔やまれることしきりである。

2001/08/18

 パソ通時代からの友人であるかーずさん主催(?)のオフ会に参加するため、会場である友さんの実家のある青砥へと向かう。
 いつもの通り、高田馬場で山手線に乗り換えて日暮里へ、日暮里で京成線に乗り換えて青砥へと向かう。『葛飾区亀有公園前派出所』で有名な亀有の近所という下町だけに、道が狭いことにはいつも驚かされ、私にはここで車を使うことはできないな、と思わされる。 会場到着後はいつものようにまたーり進行。
 泊まりがけでオフ会に参加している人が多いため、いつもよりもまたーりだったかも。
適当に格闘ゲームで対戦したり、持ち込まれた同人誌を読んだり、雑談をしたり、友さんのご母堂のお手製のパンに舌鼓を打ったり……。
 夕刻になるとぼちぼち引き上げる人も出てきたが、私は用事が残っていたため、友さん、SAVATさんと共に20時くらいまでお邪魔していた。
 その後は友さんと適当な和食レストランで食事をとってお開き。
 のんびりとした良い日ではあった。

2001/08/22

 台風一過。
 久しぶりの関東上陸だとか、大型だとか聞いていたので期待していたのだが(オ、気づくと通り過ぎていたといった感じの軟弱ぶり。
 帰りの電車の心配とかしていたのが馬鹿みたいである。
 被害にあった方々にとっては冗談事でなかったことは良く分かっているが、当事者以外の人間にとってはこんなもの。

2001/08/23

 神林長平のSF小説『戦闘妖精雪風』が映像化されるという情報を得る。
 おそらく映像的なウリとなるであろう戦闘機同士のドッグファイトのシーンを、GONZOがどのように料理するのかが楽しみなところである。
 安直にCGとか使ったら興醒めも良いところであるが……。

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