2001/06/18

 同人活動強化週間終了。
 25日に開かれるサンシャインクリエイションという同人誌即売会に合わせた原稿が間に合いそうになかったので、私には珍しく平日まで作業をしていたのである。
 そのおかげもあって、しばらくHPの更新や掲示板書き込みが滞ってしまったが、まあ、これはやむを得ないところではある。
 この日は午前中に同人原稿の詰めの作業を進め、昼前に高校時代の後輩に会ってバルク品のノート用DVD/CD-RWドライブを借り、午後には久しぶりにTとFとでTRPGをする。
 突然の話であったため、TRPGのシナリオは少々練りの足りないものとなったが、やはり当意即妙の間で反応が返ってくるオフラインでのTRPGは楽しい。
 Tの家を辞去した後、Fを家に誘ってE3土産のガレオンの生首を見せたり(友人の中でもLunarネタが通じるのはFくらいしかいない……)しながら、ちょこちょことよもやま話をする。HTMLのタグに関する質問などもされたが、最近、友人や親類間でこの手の話になることも多い気がする。これもインターネットの普及した証拠であろうか。
 夕食後、残りの原稿を処理し、緊急性の高そうなメールだけ返信すると、昼に後輩から受け取ってきたDVD/CD-RWドライブの取り付け作業にかかる。
 幸い、ノート本体の独自仕様ベイに収めてあるドライブも、借りてきたものと同じT芝製のドライブであったため、独自仕様ベイのアタッチメントのドライブ間での付け替えはすんなりと終わる。本体付属のDVDドライブのフロントパネルの取り外しには少々苦労したが、こちらも何とか外し、完全にドライブの交換が終了する。
 ……が、動かない。
 色々と調べてみた結果、借りてきたDVD/CD-RWドライブがマスター設定になっていたため、同じマスター設定のHDDとぶつかって起動しないということが分かる。ならば、DVD/CD-RWドライブをスレイブ設定に変えれば良い……のだが、スリムサイズのドライブであったためか、一般的なジャンパでのマスター/スレイブの切り替えができない。
 後輩にメールで確認してみたところ、そのドライブのマスター/スレイブ設定は接続コネクタの端子部分で行うのだが、かなり厄介な作業なので、HDDの方をスレイブ設定にした方が良い。但し、HDDをスレイブにするとOSの再インストールが必要になるので、バックアップを取って作業してくれ、とのこと。
 元々、ノートのHDD内のデータのバックアップのためにCD-Rを導入したいと考えたのに、CD-Rを導入するためにバックアップが必要となるとは……(^_^;)
 しかも作業途中、ドライブのフロントパネルの付け替えの際に、付属のDVDドライブのトレイ送り出し機構(取り出しボタンを押すと、バネ仕掛けでカシャっとトレイが出てくる機構)の部品が割れて、ディスク取り出しの際には取り出しボタンを押してから、手動でトレイを引き出さなくてはならなくなってしまったという……これがとほほか……。

#まあ、尤も、環境さえ整えられれば、定価で9万円もする富士通純正のDVD/CD-RWモジュールを買わないでもそれと同等の環境が得られるので、非常にありがたいのは確かだったりはするのだが(笑)

2001/06/19

「11面を見てごらん」
 起き抜け、朝日新聞に目を通そうとしたときに父にそう言われた。
 1面のトピックに記されている再生医療に関する記事に気をひかれながら11面を開いて納得。
 1面全部を使った日立の広告の真ん中に兄の姿があった。
 日立のTVCMに出るとは聞いていたが、まさか新聞広告にこれほど大きい写真で載るとは知らなかった。
 しかし、不思議なものでこうした広告などに載っていると、良く知っている人の姿もまるで別人のように見える。
 実際、今回の広告でも兄を見て、誰?と思ってしまった(笑)

2001/06/21

 朝方、朝日新聞の地方面を(西埼玉版)見てちょっとびっくり。
 埼玉県がO-157への注意を呼びかけるために作ったポスターに、「あずまんが大王」のキャラが使われていたためだ。
 知っての通り「あずまんが大王」とは「電撃大王」という少年向け漫画雑誌に連載されている四コマ漫画で、このHPのコンテンツの一つであるLFTCGのカードのイラストを描いているあずまきよひこという漫画家の作品である。
 支持層は一般層よりはむしろマニア層、いわゆるオタク層が多いため、そういった漫画のキャラをイメージキャラにするというところに驚かされたわけだ。
 まあ尤も、以前にも三鷹氏のポスターに機動戦艦ナデシコのホシノルリが登場し、マニアの間で話題になったことがあったので、珍しいというほど珍しいことでもないかも知れないが。
 ちなみに、ポスターに登場している大阪(あだ名)というキャラは、ぼうっとしていていかにも不注意そうなので、それが「手を洗おー」と呼びかける図には一種ひねくれた面白さがあるのは確かだったりする(笑)

2001/06/22

 この日は円錐角膜の治療を受けるために、お茶の水の順天堂医院を訪ねる。
 円錐角膜という病気には以前からかかっており(というか根本的に治すには角膜移植をするしかないという病気なので治しようがない)、矯正用のハードコンタクトレンズも持っていたのだが、私の父がコンタクトケースを何かの試供品と勘違いしてレンズごと捨ててしまったのだ。
 その件に関しては、当然のごとく診察代も含めて弁償をさせることにしたのだが、他人の不注意から無駄な時間を使わされる羽目になるのは甚だ腹立たしいことではある。しかも、父の独断専行で私を含む家族が迷惑を受けたのは、これが初めてでもないことであるし……。
 ともあれ、お茶の水に着くと、久しぶりのお茶の水の空気を楽しむこともなく病院に向かい、受付を探す。
 さすがは大学病院だけに待ち合わせ室で待っている患者の数も多い。
 大病院に付きものの書類記入などをちょこちょこしながら、眼科、コンタクトレンズ科、眼科とあちこちに行かされる。
 町医者にはない角膜形状の測定器などもあり、対応自体は決して悪くないのだが、なんだかんだと待ち時間がかかるのが大病院らしい。
 結局、診察が終わったのは午後になってからのことで、円錐角膜はコンタクトレンズ科の受け持ちだから、次回はコンタクトレンズ科で初診受付をしてくれとのこと。なんなんだという気持ちもするが、そういう組織になっているのでは仕方がない。まあ、紹介状は書いてもらったので、初診料を再度取られることがなさそうなのが救いではある。

2001/06/23

 夏コミ向けに企画しているオリカ掲示板有志によるオリジナルシート作成もそろそろ山場。
 データ送付の締め切りを6/25に設定(参加者の作成状況を鑑み、この日30日に変更)していたため、徐々にデータがアップされ始める。
 私もそれ用のカードを作成しなくてはならないのだが、その前に作業用ノートPCの環境を整えようとまずバックアップから始める。PC9821Nw150に接続されている外付けのHDDにLAN経由でバックアップを取っていく……が、いかんせん予想以上に時間が掛かる。昼過ぎから始めて、終了したのは結局夜11時になってのこととなった。
 こんなことなら直接作業用PCに外付けドライブを接続してバックアップすれば良かった。
 そんなかんなでこの日は結局作業はできず仕舞。バックアップの合間に溜まっていたビデオをみれたのだけが収穫か。

2001/06/24

 この日は池袋のサンシャイン展示場で開かれる同人誌即売会サンシャインクリエイション12に参加する。
 午前9:30に展示場入り口にて相方の都々目氏&あんずあめさんと合流をし、サークル入場をすると、手慣れた調子でさくっとブースの設営を行う。
 最近参加したイベントではいつものことだが、開場後はおおむねまったりペース。
 開場前にLFTCG系、PDA絵系の知り合いの所に挨拶に行った後は、あまり買い物にも出ずにブース内で売り子を続ける。最近はわざわざ出歩いて良さげな本を探す気も失せてきているため、この日手に入れたものは基本的に私自身が挨拶先でもらってきたものか、相方が挨拶先で二冊もらってきた本くらいのものであった。尤も、内容的には十分楽しめるものばかりであったため満足度自体は高かった。
 新作の「成恵の世界」シートは、原作のマイナーさもあり、予想通りのスローペースで売れていく。LFTCGファンというより、成恵ファンと思える人が買っていくような感じもあり、売れ線がどうしたとか余計なことを考えるよりも、好きな人が好きなものを作り、それを好きな人が買っていくという、同人の原点的な関係が好きな私にとってはうれしいことであった。
 イベント中、稀に会場内を歩いた時には、常にMI-EX1を持ち歩き、LFTCG関係の知り合いにPDA絵の魅力を説明する。使ったハードが良いせいもあってか、おおむね好評。尤も、じゃあ、とPDA絵を始める人がいるのかどうかは何とも言えないが。
 サンクリ閉会後は特に飲み会などもなく帰宅。
 PDAでのペン入力の精度に不満があったので、愛用のぺんとぴあ入力専用タイプのペン先をやすって、一般のボールペン並に鋭くする。これでPDAの画面上の思い通りの位置に線を引くのがかなり楽になった。尤もその分液晶に傷が付かないように注意をしないといけないが。

2001/06/27

 笹本祐一のSF小説「ARIEL」17巻を買ってくる。
 私が高校生の頃から読んでいる小説であるが、気がつくともう17巻。早いものである。私が高校生の頃にはまだ5巻くらいまでしか出ていなかったのだが……。
 内容の方はかなり山場に近くなっている感じ。
 ここ数巻、出しゃばりすぎ、というか不自然に能力を高くしすぎていたサブキャラが今回はほとんど出てこないこともあり、結構楽しく読めた。
 ……にしても本来5巻に収録される予定であった「井戸の中の怪物」という話を読める日は来るのであろうか。ARIELが連載されていた獅子王(廃刊)には掲載されたことがあるらしいのだが。

2001/06/28

 この日はWindows95用ゲームソフトイース1,2完全版発売日。
 といっても、私は日本ファルコムのインタ−ネット通販を利用していたので、前日には既にソフトが手元に届いていた。
 イース1,2は私くらいの世代のPCゲームプレイヤーには思い入れの深いタイトルである。
 その魅力について語り出すといくら紙面があっても足りないのでここでは割愛するが、10年以上前、NECのPC88SR以降用のソフトとして発売されたときの衝撃は、PC、コンシューマを含めた全コンピュータゲームの中でも類を見ないレベルのものであった。
 それは他社のPCは勿論、ファミコン、セガMK3、PCエンジンなど当時のコンシューママシンすべてに移植されたという事実からも明らかである。
 尤も今回の移植に関してはそれほど衝撃はない。何故なら、イース1,2は既にそれぞれ単体で発売済みだからである。
 さらに言えば、それら単体で発売されたイースを私は所有していたりする(笑)
 それなのに何故買うのか、まあ、それはすべてファン心理というものであろう(^_^;)
 別におまけの音楽CDに魅かれた、でも良いが(笑)

2001/06/29

 会社からの帰りがけに駅前のゲーセンに寄り、UFOキャッチャーをプレイする。
 ここのゲーセンは面白い所で、プライズマシンにマニア好みの市販品を用意している。PS2であるとか、エロビデオであるとか(笑)
 そんな中でしょっちゅうラインナップされるのが、ガンダム系のアイテムであったりする。大きいものでは定価が10000円を超えるPGシリーズのガンプラまで並ぶのだから豪気なものだ。
 今回、私がプレイしたのもその類。UFOキャッチャーの中の三角クジを取り、当たりならガンダム関係のアイテムがもらえるというものだ。
 大半の景品は百害あって一理なしの音声吹き替えをしたガンダムのDVDであるとか、MG,HGUCシリーズのガンプラであったりとさほど興味をそそらぬものであったが、その中に

「諸君らの愛してくれたガルマは死んだ。何故だ!」

とか、

「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」

とか染め抜かれたTシャツがあり、それに魅かれてのプレイとなった。
 で、結果は……最初にどかっと五枚ほどクジが取れたのに調子に乗り、6000円ほどを費やして空クジ12枚の四等1枚(^_^;) 当然といえば当然だが、やはり店側が儲かるようになっているということである。
 まあそれでも空クジ三枚につきプライズもののアクション合金というガンダムフィギュア(一応、希望小売価格1500円となっている)がもらえたし、四等の商品は定価1500円のHGUCキュベレイだったので、全く損をしたというわけでもない。案外仕入れ値とかから考えればとんとんくらいかもしれない。
 キュベレイに関しても以前から興味はあったものの、作っていないプラモデルが溜まっているためにパスしていたキットではあったし。

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