母乳に恵まれるようにと祈願する婦人が多い

第二十四番札所 小牧山 龍音寺 (りゅうおんじ) 間々観音

            
    御詠歌

    小牧なる 飛車の山の 狩人が 八つある鹿を 七ついしかな


 本尊  千手観世音菩薩

 宗派  浄土宗

 住所 小牧市間々本町152

 電話 0568−73−6173

 拝観料 無料

 第二十五番札所へは約24km

 駐車場 80台


 開基 林心斉上人

 創建 明応元年(1492)

 交通 名鉄小牧線小牧駅下車、西
      へ進み小牧警察署前の交差
      点を左折し小牧山の北側、名
      鉄小牧駅から1.8km徒歩2
      7分

 車 名神自動車道小牧IC下車、国
     道41号線を南に進み村中新
     町南の交差点を左折し東に進
     めばすぐ



間々観音山門 間々観音本堂
        間々観音山門        間々観音本堂


 間々観音縁起


 小牧山の北西麗にある。明応元年(1492)林心済の開基と伝え、一般に「間々観音」の名で知られる。本尊は千手観音で、弘法大師空海の作と言い伝えられている。

 もと小牧山中にあったものを現在地に移したもので、寺の創建には次のような伝えがある。
明応元年(1492)、小牧山で猟をしていた狩人が、鹿を射ようとしたところ、鹿は七つの岩と化し、その上に観音が現れた。狩人は驚き、かつ己が殺生の罪を悟って改心、その場に観音堂を建て、自ら堂守として一生を送った。
 これが間々観音の初めという。今も小牧山の山腹に、その伝説の岩が観音洞の名のもとともに残っている。

 寛永年間(1624〜1644)作の正受記「徳川家蔵」に「昔よりまま観音あり乳の霊験あらたかにして参詣の人跡をたたず」としるされているほどである。
願をかけた人が納める乳房形の絵馬は全国でも珍しい。

 寺の前が小牧山で織田信長が現在地に移転させたといわれる。


 主な年中行事

1月1日〜3日 初詣 開運厄払星祭 12月18日 浄焚会(古礼供養)
旧1月18日に近い日曜日 初観音 12月29、30日 すすはらい
5月18日 巽祭 毎月18日 観音縁日
6月15日 弘法大師御誕生 あおば祭 毎月21日 弘法大師縁日
旧7月9日に近い日曜日 九万九千日縁日
毎月19日
先祖の祀り相談日
10月18日 観音秋祭(放生会)
*毎週金曜日は寺内整備の為休ませて頂きます。

年によって日程が変更する場合があります、恐れ入りますが確認のうえお出かけ下さい。


 参拝 (平成12年3月13日、4月9日、13年10月25日、16年11月29日)

 玉林寺参拝後、西に進んだ。小牧山の北側の道路ぞいには公園が設けられ憩いの場所がある。

 山門には、風情な門張り(幕)が掛かり、屋根にはシャチホコが左右に載っている。
境内には、高い十三重之塔と松の大木が目の前に現れ吃驚する。

 正面には、本堂、右に巽堂、観音堂などが安置されています。

 本堂右の乳型石像は、江戸時代の作とされ、長年お参りの方が撫でられ、乳型が垂れたので、新たに昭和51年に作成され、本堂前に安置されています。
乳型の石像は、何カップの大きさなのか分からない、触ることも出来ずただ眺めるだけでした。


 願いをかなえるには、乳型の石像の前で座し合掌礼拝し住所氏名、生年月日を小声で告げ、タワシで自己の身体の疼痛ヶ所と「チチ」型とを交互に撫で一心になれば御加護がいただけるという。


間々観音乳型 乳型の石像は凛としている。
(本堂前に安置、昭和51年作)


 本尊は、昔から乳の足りない女性が祈願すれば、豊かな母乳に恵まれると信じられており、安産、授乳の観音として廣く近郊に知られ、参詣者が絶えないという。


間々観音乳型絵馬 乳房型の絵馬には、切実な願いが込められていた。


境内の左の石碑に子守歌が刻まれている。

          守(も)りさどこいく
      
           1,守りさどこ行く 
             しろたびはいて
             間々の観音へ乳もらい
           2,ねんね ねんねと
             ねる子はかわい
             起きて泣く子は
             わしゃきらい

間々観音子守歌碑


十三重之塔の説明には、

 塔の四面、或いは一面に塔姿を建て水供養をしながら心経或いはお念仏を称えながら自分の歩みと息と心があって来るようにして廻ってください。
苦痛深ければ、深いほど、希望が大きければ、大きいほど塔を廻る数を多くして下さい、とあった。

 本堂の屋根は銅板葺きに改修され、秋の陽を受け金色に輝いていた。
                                      (平成13年10月25日)




        阿弥陀堂













  十三重之塔 


間々観音水子観音 水子観音

 水子観音像の側に、ナンテンの赤い実で秋の訪れを知る。


     巨大な乳房 間々観音巨大な乳型   あ〜 乳が出る





 メモ

 小牧山は市域のほぼ中心にあり、標高86m、濃尾平野の中央に孤立する山で、
濃尾平野を一望することの出来る唯一の場所である。
 永禄6年(1563)織田信長、美濃進出の拠点として山頂に築城し、清洲城から移
り約3年間いた。




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間々観音デモルフオセカ