ホワイト・バッジ

Comment:
　ベトナム映画。韓国がベトナムに従軍していたことは、この映画を見るまで知らなかった。
　主人公のハンは昔ベトナムで曹長だった。彼はベトナムから十年たった今、気持ちの整理をつけるため、ベトナムの体験を雑誌に書き始める。
　ある日、小包が届く。中には拳銃が入っていた。差出人はベトナムで一緒だったピョン一等兵。急にベトナムのことが思い出される。ハンは十年経ってもベトナムの悪夢にも悩まされていた。ピョン一等兵はそれ以上だった。彼は精神が衰弱しきっていたのだ。しかし、いったいなんのために彼はハンに拳銃を送ってきたのか？
　韓国軍は陽動作戦など、最も危険なところに派遣されていた。部隊のなかには、家が貧しいため従軍してきたものもいた。明るく笑っていた仲間が、次々と殺されていく。
　衝撃のラスト！！