ポーラＸ

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レオス・カラックス監督の若い魅力が冴える作品。作家と姉と婚約者の愛憎劇が最終的にシェークスピア的な大悲劇に発展するまでのストーリー。低迷気味のフランス映画の中にあって、オリジナリティあふれる演出をするこの監督に大変興味を持った。ギョーム・ドパルデューはやはりお父さんのジェラールにそっくり。作家という設定もあって、「記憶の扉」を思い出した。