北朝鮮からの脱出者、脱北者の生活を支援・保護し、難民認定をめざす認定NPO
特定非営利活動法人
北朝鮮難民救援基金

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教育里親に手紙を書く里子

 

北朝鮮難民救援基金 設立趣意

 現在ロシアや中国には、数多くの北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)難民いわゆる脱北者がいます。
その難民になった理由も、食料難から餓死するのを防ぐため国境を越えた人や、国の体制にちょっと批判をしただけで拷問を受け、強制収容所に送られたり公開処刑されるのを避けて来た人など様々です。

 私たちは日本の一市民団体(NGO)に過ぎません。特定な政治的立場や思想、宗教に基づいて行動するものでもありません。
 ただ私たちは弱い立場に追い込まれた難民と、偶然知り合うこととなりました。「自らの生命の危険を守りたい、何とか助けて欲しい」とのSOSが、私たちの所に舞い込んできます。

 「こんな大変なことは、国家に任せれば良いのだ」という人もいます。「日本の団体なのだから、日本からの帰国者、在日朝鮮人だけに絞って救援すべきだ」という人もいます。
 でも命からがら北朝鮮から逃れて来た人に出身地を尋ね、日本に親戚がいたら助けるとか、北朝鮮生まれは助けないとかいうことは、私たちにはできません。

 日本と朝鮮半島の半世紀の不幸な歴史、植民地支配、戦争の体験から、十万人近くの在日朝鮮人が、見ず知らずの地北朝鮮を祖国と選び帰還しました。それは戦後の日本で在日朝鮮人は、まだ民族差別と貧困に喘いでいたからです。そして「どうせ苦労するのなら、朝鮮鮮争で焼け野原になった祖国の復旧に人生を捧げよう」と帰国したのが、帰国事業の高邁な精神でした。だが帰国した「祖国」で待っていたものは、決して社会主義地上楽園でも、この世の桃源郷でもなく、また「新たなる差別と貪困、飢餓」でした。

 私たちが歴史から得た教訓というのは、人種、民族、国籍、年齢、性別、障害、皮膚の色など身体的特徴、出身、職業、思想信条などによって、人が人を差別してはならないということです。

 弱小な日本の一市民団体が、数万人も数十万人もいるといわれる北朝鮮難民、脱北者のうち、何人を救うことが出来るのか、甚だ心もとない話です。北朝鮮の国家体制が崩壊することまでも眼中に入れれば、二千二百万人の難民の出現まで考えられるのです。

 だからと言って、何もしない訳にはいきません。「助けてくれ」と来た人に知らんふりはできません。会員の皆様方一人一人の暖かい人道的な救援活動が、一人でも多くの北朝鮮難民、脱北者の命を救います。

 中国国内や北朝鮮国内への食糧支援、医薬品支援、脱北者の中国からの脱出、中国国内でのシェルター(避難所)の提供、教育里親制度を通じて里子たちへの支援等、多岐にわたる活動をしています。


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