東谷山の太い倒木の腐った洞に、アカネズミがオニグルミを食べた食痕がありました。ニホンリスはオニグルミを食べるとき、殻をきれいに二つに割りますが、アカネズミは体格が小さいため、殻を割ることができず、代わりにこのように丸い穴をあけて身を食べます。体の小さいアカネズミが給餌台からクルミ運んだとは考えにくいので、偶然落ちたクルミを運んだのか、あるいはニホンリスが地面に貯食したものを見つけたのかもしれません。安全な倒木の洞に運んで食べたのでしょう。
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